1月に卒業論文を提出した100名近くの4年生の中から、何名かの学生が在校生の前で論文発表を行います。
今年度は、日本美術史、芸能史、西洋美術史、文化財、東アジア文化史、地域文化、東アジア言語社会、中世史の分野から10名の4年生が研究の成果を発表しました。
今回発表された論文の題目は次の通りです
●「其まゝ地口猫飼好五十三疋について-歌川国芳の画業から-」
●「宝塚歌劇におけるレビュー-ショーの分析を通して-」
●「群馬県の地芝居についての研究-かくれ芝居の検証を中心に-」
●「ベラスケスが描いた“慰みの人々”-座像姿の連作を中心に-」
●「木造文化財の保存と修復~制多迦童子像の修復処置を中心に~」
●「古代中国伝説的賢人 伯夷・叔斉から学ぶ精神論」
●「駄菓子産業の現状についての研究-東京下町を中心として-」
●「内モンゴル自治区におけるオボー信仰の復活現象-環境悪化への危機意識にみる自然信仰の復活-」
●「古経料紙の調査」
●「浅井氏の六角氏からの自立時期について」(卒業論文原題「浅井氏三代の興亡-国人から戦国大名へ-」)
卒業論文は、4年生全員が一人一人それぞれのテーマを持ち、執筆します
歴史文化学科は様々な分野を学べるのが特色です
学生も自分の興味や関心を持ったテーマで研究に取り組むことができます。
学生生活の集大成となる卒業論文の発表は、これから卒論に取り組む下級生にとって、とても良い参考となったのではないでしょうか