東南アジア考古学を専門としている菊池誠一です。6月25日(土)に奈良の薬師寺東塔の大修理にともなう法要がありました。私はその日の朝に薬師寺をお参りし、偶然ですがその法要に参列できました。そして、奈良時代に創建され、現在国宝に指定されている東塔の中を見学することができたのです。大感激でした。また、歌舞伎役者市川團十郎による奉納舞も見ることができました。7月に入ると、ベトナムからメールがきました。私たちが2002~2004年に考古学調査したベトナム・タインホア省にある都城遺跡の胡朝城(タイン・ナャー・ホー)がユネスコの世界遺産に登録されたというのです。日本や海外の史跡や遺跡調査にかかわる学問は、楽しくやりがいがありますね。