こんにちは、松田忍です。 秋も深まってまいりました。後期授業登録期間もはじまりましたねぇ~。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
夏休み最後(?)の思い出を作るべく、9月20日に、歴文OGと歴文生有志を募って、日帰りツアーをいたしました。レンタカー2台に分乗して、群馬・富岡製糸場→長野・松代大本営(象山地下壕)→松代散策(真田家関係の博物館、史跡巡り)を直行直帰で回るという強行ツアーでした。参加者はOG5名、歴文生4名などを含めて11名。1年生から卒業3年目のOGまで幅広い方が参加してくださったのですが、歴文つながり同士、みなさん打ち解けて車中含めて楽しかったですよ~!!
元「松田ゼミ専属カメラマンK」さん(OG)の撮影した写真を含めて、ツアーの様子を振り返ってみます。
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富岡製糸場では、座繰繰糸の実演や廃業当時に使われていた機械の展示解説など製糸の仕組みを分かりやすく説明する工夫がなされていました。またフランス積みや天井のトラス構造、住居部分の高床など建築上の特色や技術もしっかりと学ぶことができました。
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さらに車を飛ばして、信州・松代へ。 朝は曇り気味だったのですが、午後からはこの青空。気持ちいいねぇ。松田は信州が大好きです。変化に富んだ山の風景、広い空、綺麗な空気、そして盆地ごとに違いを見せる風土や文化。みなさんも是非いらしてみてくださいませ!
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そして、松代大本営。戦争末期に国家中枢機能を首都圏から移動させるために作られた地下壕です。そのまま終戦をむかえましたので、結局使われることがなかった未完の国家プロジェクトでもあります。格子状に張り巡らせられた地下壕のうち、一本道の一部分のみが公開されていますが、もし全部公開されていたら、迷ってしまって生きて出られない人がでてくるんじゃないかというくらいの巨大な構造をもっています。
数値上ではその大きさを知っていたのですが、今回実際に歩いてみて感じたのは国家の「巨大な力」です。作戦を構想・想像し、人とモノを動員する力を感じさせる空間です。完成されずにゴツゴツとした状態のまま廃棄された姿がそのまま残されている分、むき出しの「力」というものを一層体感いたしました。
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最後は松代の街を散策し、松代城(海津城)、真田博物館などを見学しました。2016年のNHK大河ドラマは「真田丸」に決定していますが、放送が始まるとこの街も混むんでしょうね。
ちなみに、私は中学3年のときに実家の京都から一人旅で訪れて以来、20年以上ぶりの海津城訪問となりました。当時の海津城は、石垣もくずれたまま、善光寺平にうち捨てられた苔むす古城であり、上杉謙信が陣取ったという妻女山を眺めながら、夕暮れ間近のひとときを一人しんみりと過ごしたのを覚えています(←含、思い出補正)。しかしその後、整備が進められ、見違えるような姿になっていて驚きました。
今回は近現代ゼミ生中心のツアーだったのですが、戦国時代~近世期の古跡もみなさん大好きですね!
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ということで、一日思いっきり遊び回りました。参加したみなさまお疲れ様でした。OGのみなさまは引きつづきしっかり頑張っていこう!学生のみなさんは気持ちを切り替えて、また後期授業しっかり勉強しましょう!
ではでは。
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おまけ