正月に京都散策いたしました!

あけましておめでとうございます。松田忍です。

私の実家は京都でありまして、例年正月は里帰りしつつ、京の社寺などをぶらぶらと散歩することにしております。今年の正月の京都は数十年ぶりの大雪でありまして、どこへいってもすっかり雪景色。元日は初詣を兼ねて実家の近くをぶらぶらと。

雪の北野天満宮
みんな大好き(?)近藤勇像の周囲にも雪が。場所は歴文生なら分かるよね!?

1月2日の散策の目玉は、昨秋平成知新館がオープンした京都国立博物館です。平成知新館の外見は直線的なシンプルな構造であるのですが、中に入ると、光差し込む空間と光を遮断した落ち着いた展示スペースのコントラストがうまく作られており、とても美しかったです。特に、高く天井を取り、広々とした1階展示スペースに鎮座する密教彫刻は圧巻でした。動線もすっきりしていて、観覧することに集中できそうな博物館になっていますよ!是非みなさまも京都にお立ち寄りの際は足をお運び下さいませ。

今回印象的だったのは「山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」展でした。出雲大社の影響もあり、神仏習合を現す素朴な神像が心に残りました。また「京焼」の展示では斬新な造型や彩色の焼き物が多数展示されており、「ああ、京都って伝統的だと思われがちだけど、伝統を破壊しよう、越えていこうとする衝動をつねに抱えている土地だよなぁ」などと妙に納得したのでありました。

お土産は、やはり竹虎君のぬいぐるみ(尾形光琳「竹虎図」より)でしょう!これ再現度高すぎませんか笑 相当秀逸な出来映えですよね!行儀良く揃えた手足とキッと睨んだ目がキュートすぎます!

 ・

ではでは本年も歴史文化学科&歴文ブログ、よろしくお願いいたします。受験生のみなさまはあと少しの踏ん張りですね!しっかりとね!!