こんにちは!歴文1年の永保です。
私は2月16日から27日まで、ヨーロッパ歴史演習に参加し、スペイン、フランス、イタリアの三カ国を見学してきました。
今回ご紹介するのは、あの有名なサグラダ・ファミリアです!
1883年秋、ガウディは恩師であり教会建築計画の補佐役を務めていたマルトレールによってサグラダ・ファミリア教会の建築家に任命されました。実は、彼は二代目の建築家なのです。ですが、前任の建築家であったビリャールの設計図には全面的な変更が加えられ、ガウディ独自の今までにないスタイルで現在まで残る教会が設計されています。
ガウディは31歳で建築家に任命されてから、その一生をこの教会の建築に捧げたといいます。しかし、彼の存命中に完成したのは、正面にある「生誕の門」と四本の塔だけでした。
私は実際に見学するまで、サグラダ・ファミリアは何だかすごいらしいけれど茶色くて地味な建物……という印象を持っていたので、白い壁に映えるステンドグラスの光や、高く伸びた柱、独特なデザインの天井が織りなす幻想的な光景に息を呑みました。現在もガウディの設計図をもとにサグラダ・ファミリアの建築は続けられており、2026年の完成を目標としています。11年後、教会がどんな姿になっているか楽しみですね!