椎葉巡見3日目

こんにちは!
またまた歴文2年片平と4年稲川です(*´ω`)

椎葉巡見3日目の報告をしたいと思います。
朝、お世話になった大河内のお宿の方たちとお別れをして、椎葉村を離れ、お隣の西米良村へと向かいました。
椎葉村大河内と西米良村はとても近く、お話をしながら車に乗っていたため、西米良村に入っていたことに全く気付きませんでした(‘Д’)笑

西米良村へ到着すると、教育委員会の土居さんが温かく迎えてくださいました。
そして西米良村歴史民俗資料館・菊池記念館を見学しました。

資料館には西米良村の焼畑農耕の歴史や、人々の暮らしを伝える道具などが展示されていました。
また西米良村を治めていた、菊池一族の遺品や書籍などの史料がありました。
西米良村から出土したという「二十八間四方白星兜鉢」は現在、東京国立博物館に展示されているため、資料館では模型が展示されていました。
「二十八間四方白星兜鉢」を見たことはありましたが、西米良村から出土していた事を知らなかったので、驚きました。

資料館を見学し終わった人から、隣にある菊池記念館へ向かいました。

西米良村の古川教育長からお話を聞いている学生や、縁側で自然を楽しむ学生も…。

見学後、川床で昼食をいただきました。お弁当には西米良村の山と川の幸がふんだんに使われていて、とても美味しかったです。
川床からの景色はすごく綺麗で、水の流れる音が響き、涼しく、疲れが吹き飛んでいきました!

昼食後は、西米良村を出てお隣の西都市にある、西都原考古博物館を見学しました!
西都原考古博物館は特別史跡西都原古墳群の隣にあります。
ストーリーに沿った謎解きを展開する展示になっており、映像技術などが最先端で充実していました。
展示されている土器は触れる事ができ、学科の夏休み行事である諏訪原遺跡発掘に参加していた学生は、特に楽しんでいました!!!

見学後、西米良村へ戻り、小川作小屋村に向かいました。
小川作小屋村は旧米良領主の居城址で、江戸時代中期から明治維新に至る200年間、米良の中心地と栄えた小川地区にあります。

民俗資料館や民話館、コテージなどがあり、落ち着いたところでした(‘ω’)

小川作小屋を見学後、村の中心地である村所へ戻り、西米良村の古川教育委員長による「西米良の歴史と民俗」の講話を行いました。
西米良村の概要、歴史、村の人々の哲学など多くの話を伺い、西米良村の事を理解することが出来たと思います。
夜は西米良村に伝承される村所神楽を見学しました。

本来は12月の祭りの日に奉納しますが、今回は特別に私たちのために舞ってくださいました。

演目は「神水(かんすい)」という、四人の舞手による舞でした。
右手に鈴、左手に剣を持ち、足の動きが細かく、リズミカルでした。
前日に見ていた大河内神楽とは動きや、フォーメーションなど異なる所が多く、興味深かったです。
神楽奉納後に社人と呼ばれる舞手の方々と交流をし、他の演目のお話や御神屋の飾りの話を聞いていると、もっと村所神楽の事を知りたくなりました!

神楽奉納後は、カリコボーズの湯「ゆた~と」という温泉施設に案内していだだきました。
ナトリウム炭酸水素塩温泉のため、お肌がスベスベになりました(*’▽’)

 

西米良村の魅力をたくさん感じることができた3日目となりました。
村所神楽の方々、西米良村の方々、本当にありがとうございました!!