こんにちは。日本近世史の野口です。
歴史を勉強する上で、古文書を解読していくことは とても大事なことですし、
また楽しいことでもあります。古文書は、字がぐにゃぐにゃしていて、
一見すると何と書いてあるのか、よく分からないかもしれません。しかし、日本語です。トレーニングを積んでいくと、段々、読めるようになります。難しいと思った字でも、読めた時はとてもうれしいものです。
もっとも、ただ読むだけではなく、どういう内容が書いてあるのか理解していくことも大切です。文字を解読し、内容を理解することで、歴史と直接向き合うことができるのです。
歴史文化学科らしい、勉強といえるかもしれません。
今回紹介するのは、この古文書を自分達で読んでいこうという勉強会です。
写真は、高校生の皆さんにとっては、一番近い先輩達である一年生が学んでいるところです。
少し、声を拾ってみます。
Nさん「博物館に行った時に古文書を見て、習ったところが少し分かるようになりました!」
Nさん「毎週、古文書を学ぶ金曜日がとても楽しみでした!」
Mさん「授業のような硬い雰囲気ではなく、明るい雰囲気のなか古文書を読解しているのでとても楽しいです」
勉強会は、この会を立ち上げた現4年生のKさんやEさんが中心となって
下級生に教えるという形をとっています。実際に江戸時代に書かれた古文書を読んでいます。
やさしい先輩達が教えてくれるので、きっと楽しいのでしょうね。
これから歴文生になる皆さんも、ぜひ参加してみて下さい。