2月15日にスクーリングをおこないました!

こんにちは、松田です。2月15日に推薦入試・AO入試で合格して4月から入学することになるみなさんをお招きしてのスクーリングを開催いたしました。

昭和女子は、入学時と卒業時の学生たちの「成長率」で勝負している大学であります。その教育は入学前からはじまり、準備教育の段階からしっかりと勉強していただきます。

そのまとめがスクーリングであります。

スクーリングではグループワークをおこないました。事前に読んできていただいたルイスフロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』を題材として、16世紀の日本と現在の日本で「変わらないこと」「変わっていないこと」について、意見をだしあって考察していただく課題をこなしていただきました。

取り入れたのは、歴文ではすっかりお馴染みになりましたKJ法です。それぞれが考えたことを付箋に書き出してもらい……

模造紙に付箋を貼り付けた上で、意見を整理していきます。そして整理していく過程でたくさんの発見が生まれます。

たとえば……

「食文化に関しては16世紀と現在でほとんど変わってないのね」

「でも16世紀の日本人は犬を食べているよ。これは大きな違いだね」

とか

「切腹に代表される死生観については大分違うみたい、でも火葬ということについては今も同じだねぇ」

とか

女性のあり方については、変わっている部分と変わらない部分がいろいろあって意見が分かれたり

とか……

具体的なデータをもとにして議論する姿勢や、議論することの楽しさを理解して欲しいと思って企画した内容ですが、各グループそれぞれ盛りあがっていたようでした。学寮や3年必修授業「歴史文化と社会」において、卒業まであと3回のKJ法を体験していただくことになります。是非ともみなさんには、議論することの楽しさと難しさを体得して言って欲しいと思っています。

スクーリング後半は自己紹介タイムから懇親会へ!

みなさん新しい仲間との交流を積極的におこなっていらっしゃって、4月からの学生生活が順調にスタートすることを予感させる雰囲気になっていました。是非歴文で「生涯の友」をみつけられるように頑張って下さいね!!

ではでは4月のご入学を心より楽しみにいたしております。