面接対策&学部別就職率ランキングのお話

おはようございます。松田忍(日本近現代史)です。

8月18日、19日に本学オープンキャンパスにご来場頂きました皆さま、誠にありがとうございました。歴文の学科説明会にも予想を上回るたくさんの受験生のみなさまにお越しいただきました。

3年生にとっては、これからの秋の季節はまさしく正念場ですね。一般入試を考えている人はまだまだ伸びられる!!第1志望大学の合格を勝ち取れるようあきらめずに勉強を進めて下さい!

またAO・推薦入試をめざす方は面接対策、小論文対策をしっかり進めて下さいね。

面接対策で1つアドバイスがあります。それは「話す内容を丸暗記してこないこと」です。面接はコミュニケーションです。受験生の皆さんとの言葉のキャッチボールの中で、みなさん一人一人のことを知りたいと思っています。面接会場で頭が真っ白になったら怖いから、あらかじめ暗記しておきたいという気持ちもよく分かるのですが、暗記してきたことを一方的に話して終わりとするのではなく、何を質問されているのかをしっかりと耳で聞いて、その場で考えて反応するための準備をしてみて下さい。

そのためには「高校時代に頑張ったこと」とか、「これから頑張りたいこと」、「いろいろな失敗談とか成功談」、そして「志望動機」など、「あなたの人となりを示す話のネタ」を10個とか20個、思いつく限り、紙に書き出してみよう。そしてそれぞれのエピソードにあなたらしさがどのように表れているのかを話せるようにしておこう。そして当日の面接では、質問されたことに応じて、その「ネタ集」から1~2個つなぎあわせて話せるようにしておくといいと思うよ。

料理に例えて言うと、あらかじめ一言一句暗記したことを思い出しながら話すというのは、前の晩に完成した料理を冷めたまま出しているのと同じだと思うんだ。完成しちゃっているから、ことばに力がこもってなくて、逆に伝わらない。

そうじゃなくて、大根の下ゆでとか、お肉の下味とか、下ごしらえまでを万全にやってあるお話しの材料を面接会場に持ちこんで、その場で料理して熱々の状態で出してくれると嬉しいなぁと思っています。

さてここにきて嬉しいニュースが飛び込んできました。

昭和女子大学全体の実就職率が8年連続女子大学でナンバーワン、全国大学の中でも5位との話はオープンキャンパスでもお聞きになったかも知れません。

それに加えて、学部別の数字もでました。全国大学の「文・人文・外国語系」学部のうちで、昭和女子大学人間文化学部は実就職率95.5%で4位でありました。また500名以上の卒業生をだしている「文・人文・外国語系」学部に限っていえば全国トップです!(大学通信調べ)

人間文化学部の学びでは「自ら問いを立てる力」「文献やフィールドワーク調査を進め、分析する力」「問いへの回答を発信する力」が養われます。その力は、社会で働く際に有用であるのは当然ではありますが、それだけではなく、あなたの人生をより豊かにしてくれます。人間を知り、人間として生きていく土台を築くのが人間文化学部です。だから人間文化学部でしっかり学ぶことが、あなたのキャリア形成にダイレクトにつながってきます。

将来のことを心配せず、ドーーーンと飛び込んできて頂きたい!そう思っております!