「被爆者の声を未来につなぐ公開ミーティング」で研究発表しました!

こんにちは!戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトです。

2018年12月15日に武蔵大学にて「被爆者の声を未来につなぐ公開ミーティング~「ノーモア・ヒバクシャ継承センター」の設立をめざして~」」が開催され、私たちは「「被爆者に『なる』のコンセプト着想に至るまで」の報告をおこないました。

11月におこなった秋桜祭展示における議論の軸を、被爆者問題にご関心があるみなさまに、あらためてお話しする時間となりました。70名を超えるご来場者を前にして、とても緊張しましたが、自分たちが学んで来たことを信じて、堂々と研究発表をいたしました。

私たちの他にも「未来につなぐ被曝の記憶プロジェクト」「継承する人をつなぐプロジェクト」「よみがえる奈良県原爆被害者の記録~手探りの掘り起こしから継承へ」の3本の報告がなされ、報告後は休憩を挟んで、別室に移動して、ご来場者からの質問に応える質疑応答の時間となりました。

被害者ではなく、被爆者としての意識を持って主張することを「被爆者に「なる」」と私たちは表現したのですが、そのことばの意味をめぐってたくさんの質問が寄せられました。なかには被爆者からの厳しい意見もありましたが、研究してきた土台がある分、胸を張って応答できたと思います。

たくさんの議論を経て、会の最後にはリラックスして、自分たちの意見を話すことが出来る様になったと思います。

これまでもそうですが、この日のイベントでもたくさんの方と名刺交換をいたしました。まだメンバーの間で、名刺交換した情報の集約はしていませんが、20名以上のかたと新しく知り合い話すことが出来たと思います。

特にこれからもお話しを伺っていきたい方には積極的に追いかけていって、挨拶をしました。

こうした人と人とのつながりの中から次年度の活動の方向性を考えていきたいと思います!