歴史文化学科開設の「伝統文化の現場」の授業で、12月14日、21日の2週に渡り重田先生にお越しいただき、毎年恒例となりましたお正月飾りを作りました。
お正月飾り制作も今年で5年目となります。
農業をされている重田先生に藁をお持ちいただき、神奈川県平塚市の田村地域に伝わるお正月飾りの作り方をご講義いただきました。
1回目の授業では、まず正月飾りについてご講義を受け、それから土台である藁の部分を作りました
藁を本体1束とその他の3つの束にわけ、3つの束をそれぞれ三つ編みにしていきます。本体の束は3本に分け、そのうち2本を右に撚りながら左巻きに綯っていきます。最後に残った1本を、先に綯った2本へ左巻きに撚りこんでいきます。
この作業は三人一組で協力しながら作ります。
本体の束を輪っか状にして、輪の下の方に三つ編みにしたものを入れてます。
最後に藁を綺麗に切り揃えて、土台になる藁が完成
2回目では、前回作成した土台の藁にお飾りを付ける作業を行いました。紅白の御幣をはじめ、海老・ダイダイ・楪・裏白・扇や福袋などの縁起の良いものを沢山付けます
最後に、それぞれ出来上がったお正月飾りを持って、重田先生と記念撮影♪♪♪
歴史文化学科教授室の入り口前にも飾っておりますので、ぜひご覧ください
重田先生、ありがとうございました!
皆様も良い一年をお過ごしください