2019年2月15日に、「戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト」が、昭和リエゾンセンター主催のプロジェクト研究発表会で研究報告しました!
研究発表会はポスター報告セッションと口頭発表セッションにわかれておりました。
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1 ポスター報告(午前)
昭和女子大学8号館学生ホールにて2月12日~15日までポスターが展示され、2月15日10:00~12:00には私たちプロジェクトメンバーがポスターの前に立ち、来場者のみなさまにプロジェクトの研究についての説明をいたしました。
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当日展示したポスターは以下のものです。(クリックで拡大)
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学生ホールでは昭和リエゾンセンター登録の他のプロジェクトも多数展示が成されていました!
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2 口頭発表(午後)
午後からは口頭発表セッション。場所を8号館6階コスモスホールに移しまして、6つのプロジェクトが活動内容や研究内容の報告をいたしました。戦後史資料を後世に伝えるプロジェクトは5番目の発表。
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今年度最後の発表と言うことで、リーダーの吉村が報告担当しました。もう相当の場数を踏んでいるが、まだ緊張感が。ただ「聞かせるべきポイントの抑揚のつけ方が相当うまくなった」(松田先生)とのこと。
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写真撮影は1年の関口が担当。
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今回はプロジェクト成果の学内発表会ということで、研究の組み立てや結論だけではなく、プロジェクト活動を通じて身についた力や今後の展望も重視してパワポを組み立てました。
身についた力として、報告パワポでは以下のようなことをまとめました。
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「人脈を広げる力」
- 気になる方に、勇気を持って連絡を取ってお話しを伺うことで、さらに色々な方を紹介して頂き、人脈と情報が拡がる楽しさを知った。
- 学外発表にエントリーして報告することで、会後の感想交換で人脈が拡がったりする経験をたくさんしました。
- プロジェクト前に比べると、人と会っていくことが楽しいと感じられるようになりました。
- 名刺交換も約20枚ほどおこなうことができました。
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「史料を分析する経験」
- 「①数多くの史料から必要な情報を取り出し→②取りだした情報をつなげ→③そこからどのようなことが言えるのか考察し→④結論づける」流れを何度も経験することで、歴史学としての史料の使い方に慣れることができました。
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「社会人に必要なコミュニケーションの力」
- 秋桜祭での応対や学外の多くの方とのグループワーク等を通じて、対面で積極的に議論する面白さを感じられるようになりました。
- 初めて連絡を取る際のメールや手紙のマナーに慣れることができました。
- プロジェクト内ではクラウドツールを活用して、情報を共有しながら、議論を進める方法を身につけました。
- 活動履歴を正確に残す重要性を知りました。
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「批判を受けてさらに練っていく粘りづよさ」
- しっかり準備した研究報告に対して、批判を受けたときに、すぐに萎えてしまうのではなく、批判を受けて、さらに考えていく粘り強さが身につきました。
- 批判を受けることは否定ではなく、興味を持って頂いている証だと前向きに考えられるようになりました。
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松田先生からのご講評後はすぐに複数の学生から質問が寄せられ、「報告が聞き手の皆さんに届いた!」と実感しました。厳しい質問もあったのですが、それも感謝の気持ちで受けとめ、誠実に答えることができたと思います。
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そして最後はお世話になった栗原さんのご講評で締めです。報告で話しきれなかったところ、伝わりづらかったところも含めて、的確に補足して頂きました。
1年間本当にありがとうございました!!来年度もよろしくお願いいたします!!
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あらためて活動内容を振り返ると1年間本当に多くの経験を積んできました。今年度残念だったのは、メンバーが歴文生のみだったこと。来年度は是非歴文以外の他学科の学生も交えて議論をしてみたいなと思って居ます。
これにて一応の締めくくりとなりますが、まだ2月~3月には被団協文書整理会が控えています。新メンバーへの引継ぎも含めて、プロジェクトは続きます。