歴文独自のキャリア企画を開催しました [2021年02月21日(日)]

歴文キャリア担当の山本です。受験生の皆さん、こんにちは。

昭和女子大学は全学的に非常に高い就職率を誇っており、今年度は10年連続「女子大就職率No.1」の偉業を達成しました。これは皆さんもよくご存知のことだと思います。こうした就職率の高さは、充実したキャリア科目や各種の就活講座、キャリア支援センターの専属の職員の方による木目細かな対応、そしてもちろん真面目なだけでなく時に大胆ともいえる行動力を発揮する本学の学生の資質など、様々な要素が折り重なった成果ともいえるでしょう。

それだけではなく、昭和女子大学では学科毎に特徴的なキャリア教育・支援がおこなわれていることも指摘しておきたいと思います。

歴史文化学科には実に多様な学生が集っており、その進路もまた様々です。多くの学生は民間企業に就職されていますが、業種・職種は多岐にわたっています。出版社や発掘の調査会社、老舗企業、あるいは文化・芸術イベントの企画会社など、専門性を活かした企業に就職をされる方もいます。公務員や教員という立場で歴文での学びの成果を地域に還元される人も、学芸員や司書を目指す人もいます。学問を深めるために大学院に進学する人もいます。あるいは芸能活動の道に進まれる人も(実はけっこう)います。

これらの進路は、どれが「正解」というわけではなく、「自分らしい生き方の実現」が唯一の道しるべとなります。歴文ではこうした学生の多様なニーズを踏まえた独自のキャリア支援がおこなわれています。

その一例として、先日おこなわれました学年末の企画について、紹介しておきます。この企画は「次年度過ごし方講座」と呼ばれており、歴文の各学年の学生が次年度に向けた内容が組まれています。なお、今年度は新型コロナウィルス感染症予防のため、これらの企画はすべてオンラインで実施されました。

まず1年生ですが、卒業後2~3年が経過した卒業生(OG)による講演会がおこなわれました。登壇されたのは、IT企業にお勤めのFさん(日本近世史)、大手メーカーに勤めるMさん(日本考古学)、そして高校で世界史を教えているIさん(西洋史)です。彼女らには、学生時代の活動やキャリア意識が芽生えた状況、就職活動や卒業後の仕事や生活について語っていただきました。いずれも現役時代は優秀な学生生活をおくられた方々で、在校生が自らのキャリアデザインを描く上で重要となるポイントを手際よく述べていただきました。それを聞く1年生も引けを取りません。講演会の運営はクラス委員を中心とした学生自身がおこなっており、また質疑応答ではOGの先輩に対して物怖じせず、積極的に質問されていました。

次に、2年生です。昭和女子大学では3年次より、キャリアプログラムが本格化します。今回の企画では、昭和女子大学全体のキャリアプログラムでも教えていただいている株式会社エービーシーエデュケーションの井坂洋子さんによる講演・ミニワークショップを開催しました。現役学生の立場だと、将来やキャリアプログラム、そして就活に対して不安があるのは当然だと思います。しかしながら、大学生の就職支援に関して多くの経験をもつ井坂講師には、そうした学生の不安を柔らげつつ、オンライン環境下でも参加学生が主体的に取り組め、また楽しめるような内容をご準備いただきました。誠にありがとうございました。

そして、いよいよ就職活動など将来への動きが本格化する3年生は、すでに内定を獲得された4年生との座談会をおこないました。昭和女子大学の歴史文化学科の学生は、伝統的にとても「後輩思い」です。1月に卒業論文を提出し、内定先の研修なども始まる忙しい時期ですが、多くの4年生が参加してくれました。オンライン面接のこつなど最新の就活情報が聞けるだけでなく、自分の「絶対に落されないES(エントリーシート)」まで公開してくれた学生もいました。一方、公務員に内定された4年生は民間企業との併願のメリット・デメリットなども話していただきました。他にも「歴文での学びは就活にとってむしろ有利であり、真面目に学んだ専門は面接などで役に立つ」など、興味深い話が多数ありました。

昭和女子大学の就職率の良さは、このような学科内でのキャリア環境の良さに支えられているといえるかもしれません。「コロナ禍」で大学卒業後の自分の進路が心配な受験生の方は、安心して歴文に進んで好きな分野の勉強をやって欲しいと思います。