学科の学生が授業を紹介します!「地域観光学概論」

皆さん、こんにちは。
歴史文化学科2年のYです。
歴文の講義紹介、今回は【地域観光学概論】を紹介したいと思います。

この科目は前期と後期に開講されている歴史文化学科の専門科目です。
前期では「海外」、後期では「日本国内」に焦点を当てて様々な地域の観光や特色を学ぶことができます。

今回は前期の授業について、
◎講義内容
◎私がこの科目を履修しようと思ったきっかけ
◎担当の先生
の三点を紹介していこうと思います。

◎講義内容
第一回では、“観光とは何か”をみていきました。
観光の定義ってなんだろう?
意識してみると意外と分からないですよね。
でも、歴史からの視点や統計からの視点などで見ていけばわかるかもしれません。

そのようにして観光について考えた後に、第二回以降では、様々な視点からスポーツツーリズムやグリーンツーリズム、アーバンツーリズム、ダークツーリズムなどの観光への理解を深めました。
その他にもワインツーリズムや聖地巡礼などもあり、本当に様々な切り口からみていくことができました。
講義では、先生が現地で撮られた写真で解説してくださることもあり、現地のリアルな状況がよく分かるので、とても興味深かったです。

◎私がこの科目を履修しようと思ったきっかけ
最初のきっかけは既に履修していた友人からのオススメでした。
これまで私は歴史学や文化系統の科目を幅広く勉強しているつもりでしたが、地理学分野の科目は意外と取っていませんでした。
履修前から、“観光って楽しそうだな”という興味はありましたが、
“視野を広げること”
これが一番の理由でした。

◎担当の先生
授業を担当されているのは三原昌巳先生です。
ご専門は、人文地理学で、人文地理のゼミも担当されています。他にも今年度は、「人文地理学概論」や「地域調査法」などの科目も担当されています。
丁寧にやさしく教えてくださる先生ですよ!
毎回の授業では、穴埋め形式のプリントを配布してくださり、パワーポイントを使って解説してくださいます。

さて、ここまで三点についてみてきました。

この授業を履修して、様々な人々の視点から観光の目的や理由を紐解いていくことができ、観光行動の多様さを学ぶことができました。また、ツーリズムの種類によって観光の在り方が違う点も面白かったです。
観光行動がどのように定義されているのかを学ぶことで、漠然と考えていた観光の存在をより鮮明に理解することができ、良い視点を持つことができたと思います。

この科目を履修した最初のきっかけがオススメされたことだっただけに、
このブログを見てくださった方にもオススメしたいと思います。
すごく面白いですよ!

拙い紹介ではありましたが、興味を持っていただけたら幸いです。

イギリスの農村風景(授業で紹介された写真)