2022年7月のオープンキャンパスに参加しました

皆さんこんにちは。西洋美術史ゼミ3年の岸結菜と福島瑞稀です。
2022年7月24日(日)のオープンキャンパスで開催された、歴史文化学科の体験コーナーについてご紹介します!

今年の来場型オープンキャンパスの体験コーナーは、事前予約なしで参加が可能でした。
そのため、面談や学科説明会を受けた方々が多く立ち寄ってくださり、事前に準備していた分では席が足りないほどの人気コーナーになりました。

今回の体験コーナーでは、版画作品5点とガラス作品2点を用意し、参加者が選んだ作品について解説を行いました。
そして、実際に博物館実習の授業で行われる調書の作成や作品の展示を体験していただきました。

版画作品は、作家名・作品名・技法が記載された一覧表を配布し、作品のどの部分を見ることで作家や技法を特定することができるのかを紹介しました。
参加者には選んだ作品がどの項目に当てはまるのかを考えて、上記の情報や寸法、傷・汚れ等を調書に記録していただきました。タイトルが不明の作品や作家のサインがある作品もあり、「他の作品と見比べながら一つ一つの項目を当てはめていく感覚が推理のようで面白い」という感想をいただけたことが印象的でした。

ガラス作品は、作品解説や調書作成を行った後に、作品の展示を行いました。
暗い教室の中で参加者にライトで光を当てていただき、照明によって作品の見え方がどのように変化するのかを体験していただきました。

また、今回の体験コーナーの中で最も人気だったのが、ガラスのお皿の作品でした。
赤や黒を基調とした彩色の中には、所々に青色が差し込まれており、光を当てた際に他の色を引き立たせるアクセントになっています。そして、力強く波打った造形は、独創的で人々の目を惹きます。
前の参加者が鑑賞している姿を見て、待機している方から次々に「あのお皿の作品が見たい」とお声をいただき、木箱にしまう隙もないほどに人気な作品となりました。

次回、8月20日(土)のオープンキャンパスでも引き続き版画作品の体験コーナーが設けられております。ぜひお気軽にご参加ください。
歴史文化学科の教員・学生一同、お待ちしております。