東洋史ゼミで春学期の打ち上げをしました。
打ち上げでは、おしゃれな雰囲気で、店員さんも中国人という本格的な中華料理屋さんを訪れました。終了間際には、ゼミの小二田先生と店員の方が中国語でやりとりしていたり…。なんでも、先生の留学先の地元料理を出す、昔からの馴染みの店なのだとか。
出てくる料理を先生が解説して下さり、料理についての知識をつけたうえで、美味しく頂きました。以下、その事例をいくつか。
(写真2:宋嫂魚羹)
「杭州の世界遺産の景勝地・西湖の魚で本来はつくる、酸っぱいスープだね。名前にその発案者とされる女性の名前が入っている。」
(写真3:龍井蝦仁)
「杭州のブランド茶・龍井の茶葉と炒め合わせたエビ。地元の人に言わせると、本来は銭塘江の川エビなんだけど、今ではほとんどの料理店が海エビになっている。」
(写真4:東坡肉)
「杭州の代表名物料理のひとつ。宋代に杭州の知事をやっていた、有名な詩人・官僚の蘇軾(号が東坡)が作ったとされる料理。細かいことは小二田の論文見てね(笑)。」
(写真5:片児川)
「杭州の人々のソウルフードな麺。高菜・豚肉・筍でつくる。米どころでも麺が定着しているところに、中国の料理のある側面が出ていると思うね。」
普段、自分では挑戦しないような料理や食べたことのある料理でも違いがあったりなど、中華料理を深く学ぶことができました。
2年生や4年生とも交流を深められ、有意義な時間を過ごすことができました。
(3年 平野友梨花)