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浜松通訊(5)~方広寺~ [2015年03月14日(土)]

日本美術史担当の植松勇介です。

小生、静岡県浜松市に住んでいます。昭和女子大学には関東在住の学生が多いため、静岡県や浜松市は縁遠い土地でしょう。折にふれ、静岡県西部地域の歴史・文化を紹介していきたいと思います。

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浜松市北区引佐町に方広寺と号する寺院があります。創建は建徳二年(1371)。無文元選禅師によって開かれました。現在は臨済宗方広寺派の大本山です。

 

方広寺黒門門前町を抜けると、方広寺の黒門が見えてきます。ここから本堂までは杉木立の中を歩いて10分ほど。

 

kyokusei002方広寺が位置している地域は「奥山」と呼ばれています。参道はまさに深山幽谷といった風情。

 

kyokusei003本堂は大正七年(1918)の再建ですが、東海地方でも屈指の規模です。本尊は釈迦如来。観応二年(1351)に院吉ら院派の仏師によって造立されました。もとは茨城県の清音寺にあったそうです。近年、国の重要文化財に指定されました。

 

kyokusei004本堂の裏には無文元選禅師を祀る開山御廟がひっそりと建っています。無文元選禅師は後醍醐天皇の皇子で、父帝崩御の後、京都の建仁寺で出家しました。以前紹介した宗良親王の異母弟にあたります。

 

kyokusei005方広寺の管長、大井際断老師に縁あって揮毫していただきました。「曲成」です。

「曲成」とは『周易』繋辞伝上に見える「曲成萬物而不遺」(万物を曲成して遺さず)という一節に由来しますが、禅では次のように解釈しています。すなわち、大河は流れにまかせて蛇行しようともいずれは必ず海に到達するもの。そうした柔軟で、強靱な生き方が「曲成」であると。

「曲成」という言葉を卒業生、在校生、そして、新入生に贈ります。小生も時折この軸を床の間に掛け、自らの生き方を見つめ直したいと思います。

………
……

小生、三月末をもって昭和女子大学を退職します。四年間、慌ただしくも充実した毎日でした。皆さんの人生に幸多きことを祈念しています。

4年学寮(東明学林)にいってまいりました! [2014年09月27日(土)]

こんにちは、松田です。

9月24日から26日にかけて、4年生の学寮研修といたしまして東明学林にいってまいりました。39名の歴文生と安蔵先生、植松先生、松田の計42名が参加いたしました。

1年生や2年生の学寮研修では慣れない共同生活ということもあり、「集団で動く」という意味において、いろいろと足並みが揃わないところもあるのですが、4年生ともなるとさすがに一味違いますね。お互いに気を遣い合うべきところは気を遣い、羽を伸ばしていいところは羽を伸ばすということが、みなさん自然に出来る様になっていて、とても気持ちのいい3日間だったと思います。特に私は偶然、この学年の学寮研修には4年間連続引率として参加しており、1年生の頃からのみなさんの成長というものを感じ、感慨深いものがありました。

学寮研修1日目

世田谷キャンパスを出発して最初の訪問地は小田原城です。小田原市教育委員会のご厚意で、御用米曲輪の発掘現場のご説明をしていただきました。石が敷き詰められた庭園や護岸がつくられた池、そして使用されている石材の産地の拡がりなど、たいへん興味深く学生と教職員一同聞き入りました。

説明後、冗談交じりに「北条氏は秀吉に滅ぼされたわけであり、歴史ゲームだと能力も低い設定かも知れないけれど、実際は関東に勢力を誇る大きな大名であって、独自の文化を築いている。だからこそ秀吉も無視できなかったんだよ」とおっしゃっていましたが、これだけの立派な遺構をみたあとだと、「独自文化」という点で納得いたしました。「目で考え、足で見る」の歴文ならではの経験ですね。

その後はお弁当を食べつつ、しばしの自由時間。隙さえあれば、やっぱりコスプレする人たち笑 前回の東明学林から2年間のときを越えて、再結集。今回は人数が増えました!

着寮し、開寮式を開いたあとはしばしの自由時間です。バドミントン、バレー、卓球と身体を動かす学生、学寮に来るとなぜか燃えてしまう人生ゲーム(身に覚えあるでしょ?笑)、流行りの人狼と、みなさん思い思いの時間をお過ごしになったようです。ちなみに松田はロビーでまったりと学生たちとお喋りして過ごしました。

食事については、従来の学寮ではテーブルに配膳する形式だったのですが、今回は、東明学林の井上先生の「実験」として、各自が自分の食事を取りに行き、食事係が料理を手渡す「ビュッフェ的スタイル」が導入されました。ただ方式が変わっても、「食事係歴4年」の超ベテランチーフを擁するこの学年には一切の隙なし!!スムースな配膳、スムースな後片付け……万全です。仕度が万全すぎて18時前にはもうご飯を食べ終わっていました笑 お食事もたいへん美味しかったです。

学寮研修2日目

2日目は朝から雨。若干予定を変更しながら、バスハイクで箱根を回りました。

最初に訪れたのは星の王子さまミュージアムです。ご存じサン・テグジュペリの生涯が数多くの写真とともに紹介されており、作品好きにはたまらない場所だったのではないでしょうか。星の王子さまとは切っても切り離せないバラがあしらわれた庭園も素敵でしたよね。

ガラスの森美術館。ヴェネチアン・グラスは展示方法にも気が配られ、一点一点の作品の輝きに目を奪われました。ガラスの森美術館が誇る所蔵品の一つが「点彩花文蓋付ゴブレット」(写真下段)です。東方の金彩技術も取り入れて、約500年前につくられたこの作品は神秘的な光を放っており、文化が交流する地点においては、こんなに美しいものが生まれるのかと感動いたしました。この妖しさは一歩間違えば人に血を流させますねぇ。ミュージアムショップもなかなかの盛況ぶりでして、お土産にガラスの指輪を買い求めたかたもいらっしゃいました。

そのあとは富士屋ホテルを見学し、おりしもおこなわれていた結婚式の花嫁さんをみて、みんなでうっとりしたあと、一路箱根神社に向かいました。朝から降り続いていた雨は一旦あがったのですが、今度は深い霧が。下段の写真は遊覧船に乗った時に見える例の鳥居で撮影したものですが、バックの芦ノ湖も霧に鎖されています。パワースポットのパワーも増している(?)

バスハイクの行程を終えて、東明学林へ。移動中のバスはこんな感じです。4年間一緒に過ごしてきた仲間たちですから、話も尽きず、楽しい雰囲気の車内でした。さすがに最終日は疲れて寝ている人も多かったですが笑

箱根をあとにするときはもうこの深い霧。

しかし東明学林に戻ってくると、今しがた降りてきた箱根の山に差し込む一条の光。やはり東明は景色がいいねぇ~!

2日目の夕食。学寮にくると身体を動かす分、どうも食べ過ぎます。ご飯、お味噌汁とも3杯ずつお代わりしたりして、快食快眠の3日間でした。さてお次は4年学寮恒例(?)の全食卓写真です。

1日目と2日目の夕食後には卒論中間報告会も開きました。普段の部屋ではないところで開くゼミも雰囲気が少し変わって良いですね。報告者に対する質問もたくさん出されました。後期開始以降の本格的な卒論執筆に向けて弾みがついて……いると……いいのですが笑

学寮研修3日目

最終日朝。雲の間ではありましたが、富士山が姿を現しました。東明学林、望秀海浜学寮とも富士山の絶景ポイントであります。学寮期間中に見ることができるとちょっと嬉しくなりますね!

大掃除などをすませて学寮を出発。出発前の記念撮影です。

集合写真(クリックで拡大)

東明の職員さんに撮影して頂いたのですが、冗談で笑わせながら(カメラマントーク?)、パシャリパシャリと撮っていただき、とても良い記念写真になりました。せっかくなので拡大で見られるようにしておきました。

最終日は世田谷キャンパスに帰る途中に、横浜・山下公園、中華街に立ち寄り、しばしの散策時間を設けました。首都圏の大学ではありながら、意外と横浜にはいったことがない学生が多いんですよね。肉まん、月餅、甘栗とみなさん堪能している様子でした。

以上、2泊3日、日程は詰まっていましたが、気持ち的にはのんびりとした時間を過ごすことができました。

後期がはじまれば、もう卒論まで待ったなしです。それが過ぎれば卒業式。就職活動中の学生はその間に企業まわり。本当にあと半年はあっという間に過ぎていきます。ありふれた言葉ですが、残された学生の時間を悔いのないように過ごそう!

【歴文生による授業紹介シリーズ】日本美術史基礎 [2014年05月23日(金)]

こんにちは。歴文2年のH.N.です。

歴文生による授業紹介シリーズ第2弾!

今回は植松勇介先生の「日本美術史基礎」をご紹介します!

日本美術史基礎は、一回の授業で一つの美術作品とじっくり向き合う授業。

とにかく文章を書く!というのがこの授業の最大の特徴。

スライドショーに映し出される一枚の写真を見て、第一印象をまとめ、先生の講義を聞きます。作品そのものに対することだけでなく、制作秘話や時代背景にまで触れるところが、この授業の面白いところ。最後には映像をみながら、習ったことを自分の考えを含めてまとめるので、文章力も向上させることができちゃうのです。

作品をみた第一印象を自分のコトバでまとめます

☆☆☆☆☆植松先生に突撃インタビュー☆☆☆☆☆

――さっそくですが、お話しを伺わせてください!この授業のコンセプトはなんですか?

先生「ひとつは美術作品をじっくり見てもらうってことかな。日本美術史基礎では奈良や京都の作品を取り上げてるんだけど、実際にその奈良や京都をまわっているような、バーチャル体験ができたら良いなって思うんだよね。そのために地図で場所も確認するしね。」

――それで行き方の説明もしてくださるんですね!では取り扱う美術作品はどうやって決めているんですか?

先生「さっきも言ったけど奈良・京都にあることが前提。前期の京都は彫刻と絵画が半々になるようにしたり、時代をバラバラにしたり、できるだけ偏らないようにしてるんだけど、奈良はどうしても仏像中心になってしまうのが…イマイチ(笑) 難しいんだよねー。」

――先生は授業の最初に先週の復習として、授業内で提出した何人かの直筆レポートを配付して紹介しますよね。狙いを教えて下さい。

先生「一つの作品でも学生によって感じることは全く違うんです。他の人が感じたことを知ることで大いに刺激を受けて欲しんだよね。」

――確かに。自分とは全く違った意見が聞けて、とても面白いです。では、先生がこの授業で学生に求めていることはなんですか?

先生作品をよく見ることと自分のコトバで書くってこと。美術史の専門用語で『叙述』とか『description』っていうんだけど、これが重要で、自分の意見を文章にするっていうことは意外と日常ではしないでしょ?そういう訓練をして欲しいんだよね。だから作品をボーっと見ることは困る(笑) 感じたことは自分のコトバで書く!」

 

授業プリントも自分のコトバでぎっしり!(クリックで拡大)

――なるほど。最後に、この授業のアピールポイントを教えて下さい!

先生「アピールポイントですか(笑)自由に意見が言えるってことかな。自由に発想する、発想できる。(それが美術史的に間違っているかどうかは関係なく、)言葉にして、意見を言うことができる。あとは実際にホンモノを見に行った時、ガイドもできるようになれる!(笑)れくらい踏み込んだ話をします。」

――植松先生、ありがとうございました!

毎週授業内で提出するレポートは、そこまで大変ではありませんよ!難しく考えないで、思ったことを書けば、ダイジョウブ!

ぜひ、受講してみて下さい(^^)

(H.N.)

授業紹介記事をまとめて読みたい方はこちらをどうぞ!

バスハイクにいきました! [2014年04月10日(木)]

今日は4月10日。新入生ガイダンスの締めくくりとして、恒例のバスハイクがおこなわれました。上級生もたくさん参加しましたよ。午前中に皇居を散策し、お昼を浅草で食べて、午後は東京国立博物館を見学するというコースでした。もう葉桜となっていましたが、それでも春の陽気がとても気持ちの良い一日でした。

それでは、1年生のみなさんの様子をババンと紹介いたします。

写真の表情をご覧頂けると分かるかと思いますが、ガイダンス期間を通じて、みなさん学ぶ仲間ができたようで、本当に安心いたしました。今年もこのなかに濃厚な歴史マニアがたくさんいるんでしょうねぇ笑

先日歴文OGと連絡をとったときに、「いま新入生のガイダンス期間なんだよね」と話すと、「(卒業した自分と比較して)今から4年間歴文通えるなんて羨ましすぎる、羨ましすぎて吐きそうだ」といっていました笑 大学のなかにいると、ついつい忘れがちかも分かりませんが、4年間もの長い間勉強できるということは、とてもとても幸せなことなんですぞ!一日一日を大切に学生生活を送っていって下さいね。

こちらは上級生の様子です。

写真撮って下さいといわれたので、レンズを向けるとこのポージング。春を全身に感じているポーズなのだろうか。M.M.さん、謎すぎるぜ笑

去年の1年生ももう先輩枠での参加。1年経つのははやいねぇ。

午後は東京国立博物館にいきまして特別展「栄西と建仁寺」を見学しました。目玉となる作品は「風神雷神図屏風」(俵屋宗達)でしたが、海北友松の水墨画作品が数多く展示されていたのが非常に印象的でした。特に初期の画風と後期の画風の差が明確に見てとれたのが興味深かったです。

明日からはいよいよ授業です。疲れを残さぬようにしっかりと休んで明日に備えて下さいね。

私は1年生必修の「歴史学概論」を担当しますが、今日みなさんとお話しして、「よし、今年の授業の出だしはこんな感じでいこう!」とイメージトレーニングできました。

おまけ?

左は今年のガイダンス期間の計画を立てた植松先生(日本美術史)。おつかれさまでした。

右は1年クラスアドバイザーになった小野寺先生(西洋史)。映画や音楽までも駆使した講義が大人気の先生です。今学期初めて受講する人はお楽しみに!

(松田忍)

会津学寮参加記(3日目) [2013年09月09日(月)]

会津学寮3日目の様子。

4年次にいく会津学寮は、卒論や就職活動、あるいは資格試験などで多忙なこの時期に、リラックスした環境で、もう一度仲間たちと一緒に寝泊まりをして語り合い絆を深め、自然に触れてリフレッシュするという色彩が濃い学寮となっています。

2泊3日の共同生活を送るわけですので、係分担はしっかり定まっています。ちょっとその紹介を。

左上は最終日の配膳をやってくださった食事係のみなさま。右上はカウンター内部からの写真。そして下の写真はベッドメイキング講習会のひとこま。閉寮前の掃除やベッドメイキングも部屋を使った人で手分けして行います。

そして閉寮式&記念撮影。

30年近い間会津キャンプ村を守り続けて下さった鈴木先生御夫妻と記念撮影。東日本大震災の際には、キャンプ村での避難民受け入れの可能性をすぐに検討し、実行した先生でもあります。今回の学寮でも温かく学生たちを見守ってくださいました。ありがとうございました。

さてこの日は会津キャンプ村をでて、五色沼を散策したのち、世田谷キャンパスに戻る予定だったのですが、残念ながら外は豪雨。

急遽予定を変更して、五色沼訪問を取りやめ天鏡閣を訪問することに致しました。天鏡閣は旧有栖川宮別邸でありまして、和洋折衷の近代建築を見学いたしました。

そんな天鏡閣でみんなが夢中になったのが明治期のドレス体験でした。格好だけを真似たコスプレではなく、会津絹などを用いた本格派のドレスございます。

みなさんがどんな風に変身するのか・・・。さぁ、ゼミ専属カメラマンKさんの腕が鳴ります。

BEFORE

shineshineshineshineshineshineshineAFTERshineshineshineshineshineshineshine

雰囲気でてるねぇ~。ドレスはとても重いそうですよ。そして姿勢が強制的によくなるという感想もありました。

「おおー」と歓声を上げるギャラリーに対して、照れ隠しなのか、「中身は変わらないから。中身は変わってないから」と本人は連呼してました。

次々と試着室に飛び込む歴文生たち。なんと用意されていたドレスが出払ってしまうという事態に!

そして集合写真。7名の学生が試着にチャレンジしました。

試着体験の感想はこちら↓↓↓

  • 天鏡閣ではドレス衣装を着て写真を撮ることができました。館内も歩くことができて、シチュエーションも最高でした。また職員のかたに教えていただいたのですが、ドレスの中には新島八重が着ていたのと同じ生地で誂えたものもあり、時代も感じられました。(S.E.)
  • 雨で変更になった天鏡閣が最高!明治期のドレス試着体験は、着ている人も撮影する人もテンションMAXupでした 😛  (A.T.)

そしてそのあとは野口英世記念館の近くでお昼を食べて、世田谷キャンパスへ帰還。

そして、今回の会津学寮はお開きということになりました。本当に濃密な2泊3日でありました。

最後に、参加学生のアンケート紹介をば。

「卒業を半年後に控えた今、後輩や受験生にひとことメッセージを!」

  • 3年間たいへんだったこともあったけれどを全て消し去るような楽しさでした。4年の会津学寮は来なきゃ損! (A.T.)
  • どこに行こうがなにをやろうが、自分次第で楽しくなるもんです!!頑張れ (Y.M.)
  • つらいこともあるとは思いますが、好きな分野を学ぶということは自分を強くすることができると思います。好きなことを大切にして、頑張る時に頑張れば良いと思います。時には息抜きも必要! (E.N.)
  • 自分でやりたいことを見つけて全力で取り組んで下さい。大学は楽しいところだ。 (Y.H.)
  • 望秀学寮、東明学林、会津はいずれも歴文生にとって、歴史を探究する上で楽しめると思います。各学年ごとに異なるイベントがあるので、是非楽しんで下さい。 (M.S.)
  • (後輩へ)会津学寮のご飯はとっても美味しいので来た方がいいです。(受験生へ)学寮は楽しいので何も恐れることはありません。受験ファイオー!! (R.K.)
  • 大学生のうちに何をしたいか、勉強面と遊び面両方で考えておくのが大切だと思います。時間を無駄にしないように、精一杯楽しんで過ごして下さい。(^_^)あと昭和女子大学の行事はたいへんなのもありますが笑、慣れれば結構楽しいです♪1年目はとりあえず体験してみて下さい。(S.M.)
  • 会津学寮は望秀学寮や東明学林とはまた違った楽しみがあります。良い想い出づくりにもなるし、いいですよ♪ (L.S.)
  • 就活はお早めに(^p^)/ 頼れるものはなんでも頼れ!使えるものはなんでも使え!無論、先輩も使え! (A.Y.)
  • 4年間の学寮なんだかんだ楽しかったです。初めは「学寮ってなんだ?」という感じでしたが、今となってはとっても良い思い出です。学寮があって良かったです。 (S.E.)
  • 会津学寮、本当に楽しい!ごはん、町も、温泉もサイコーheart01 (Y.H.)
  • 会津よいところ。 (A.I.)

会津学寮参加記(2日目) [2013年09月09日(月)]

会津学寮参加記の続きです。

2日目は会津での野外研修。植松ゼミ、野口ゼミはゼミごとの別行動。江中ゼミ、掛川ゼミ、大谷津ゼミ、松田ゼミは一緒に回りました。

まずは一路鶴ヶ城に。

私はちょうど1年前にも会津学寮引率で来たのですが、「八重の桜」のこともあり、資料館の展示内容はさらに整備されていたように思いました。

移動中の一コマ。江中先生も掛川先生も楽しそうでしょ!

続きまして西郷頼母邸である武家屋敷へ。昨年は「八重の桜」の撮影をしていて綾野剛さんを見たのでした。今回は弓体験もしました。ずばっと的を射貫いた学生もいましたヨ。

さらに飯森山、さざえ堂、そしてお昼に喜多方ラーメンを食べてから、旧滝澤本陣へ。

ん?本陣・・・??じゃあ、当然この人たちはやるよなぁ・・・

軍議・・・

恒例の小芝居がはじまると制御不能となる我がゼミ。

歴史知識豊富なみなさんだけに止まらないというのがなんとも笑

※この特有のノリは近現代ゼミのこの学年が「テンションのねじが飛んでいるからノリが良いから」でありまして、決して歴文生を代表するものではございません。悪しからず。

続きましては会津藩の藩校・日新館。涼やかな風が吹き渡っていて本当に気持ちの良いところでした。


小笠原礼法に基づくお辞儀の仕方の表をみるとすぐ実践。なんでも体験してみるのが歴文生です笑これは貴人に対するお辞儀。やっているのは江中ゼミメンバーかな?

雨も降って参りましたが、最後に、七日町通りのオシャレなお店(漆器店や和菓子店、絵蝋燭屋さんなど)を散策しました。

↑ 掛川ゼミご一行、七日町通りを歩く。

↑ こちらは松田ゼミ集合写真。カワイイ駅舎でしょ。これJRの駅なんですよ。

帰寮して夕食、そして卒論指導という流れは昨日と同じですが、夕食の様子も気になるでしょう?この日は各テーブルを回って撮影してみました。

この日頂いた夕飯のメニューは写真の通り。

お刺身、しゃぶしゃぶ、天ぷら、鮭のマヨネーズ和え、煮物、茶碗蒸し、そしてお新香。大学の施設でこのメニュー!豪華でしょ~?!

あ、あとからシャーベット(デザート)もでましたよ。

さて、今日のアンケート紹介です。

「2日目の実地研修で良かったところは?」

  • 会津を知るために必要な場所(鶴ヶ城や飯森山、日新館など)にいくことができたこと。もともと会津に興味があって、ずっと行きたかった場所なので、より楽しめました。 (M.S.)
  • さざえ堂での階段のぼり。日新館での弓道体験。 (R.K.)
  • さざえ堂が不思議面白かった。 (A.Y.)
  • 自由散策の日のお昼に食べたソースカツ丼は美味しかったです!会津の名物だそうで、ガッツリのボリュームで大満足でした。七日町通りのお菓子屋さんなどでも試食しました♪真面目なことを書くと、飯森山が特に印象に残りました。白虎隊自刃の地から鶴ヶ城を眺めた時は、当時を想像して切なさが募りました。 (S.M.)
  • 日新館は思っていたより整っていた。天文学なども学んでいたことに驚いた。 (A.S.)
  • 個人的に日本の洋館が好きなので七日町通り、天鏡閣はウキウキしました♪ (Y.H.)
  • 大河ドラマの放送中もあり、「八重押し」がスゴい!ゼミ単位だったので、しょうもない行動をしても許された。 (Y.M.)

「学生生活あと半年になりましたが、なにをしたいですか?」

  • 旅行!!!特に一人旅! (Y.H.)
  • 旅行したい! (A.T.)
  • 卒論……(´・ω・`) (S.Y.)
  • 車の免許の取得 (S.E.)
  • 旅行とライブにいきたい。
  • 一言でいうなら遊びたい!!(笑)だって社会人になったら時間取れないことは目に見えているので……。今のうちに遊んでおかないと損しちゃいます。行きたい場所行き尽くして、やりたいことやり尽くして、卒業の日を迎えたいです。もちろん卒論も頭の片隅にはありますよ…… (S.M.)
  • 京都・奈良に一週間滞在したい。プチ1人暮らししたい。 (C.A.)
  • とにかく卒業論文を完成させる!そして旅行に行きたいです。京都とか、函館とか……。 (M.S.)

やはり圧倒的人気は旅行ですなー。本当に行きまくる人は行きまくりますからね、旅行。

会津学寮参加記(1日目) [2013年09月09日(月)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。9月6日から9月8日にかけて会津学寮にいって参りました。

会津学寮は4年生の行事です。歴史文化学科では1年に2回会津学寮が開かれます。ゼミ単位で参加したい学生は夏休み中にでかけ、クラス単位で参加したい学生は夏休みがあけてからの学寮となります。

今回は江中ゼミ、掛川ゼミ、大谷津ゼミ、植松ゼミ、野口ゼミ、松田ゼミと木下ゼミ(木下先生はご用事があり不参加)の学生が参加し、総勢43名(学生37名、教員6名)での2泊3日の共同生活となりました。結構な大人数。

松田ゼミには、専属カメラマンKさん(ゼミ生)がいますので、Kさんが撮った写真もあわせて、写真たっぷりで今年の会津学寮を振り返ってみたいと思います。

1日目

世田谷キャンパスに集合して大学出発。夏休み中なので、久々の早起きをした学生も多く、眠い眠いといいながらも全員集合。この日は大内宿を経由して、会津キャンプ村に向かいました。3日とも雨模様の予報だったのですが、初日はなんとか持ってくれました。

お弁当を配っておいて、お昼時に各自バスの中で食べる予定でした。が、朝食を食べてきたにもかかわらず、朝9時にお弁当が配られるや否や、すでに食べきる学生が 😆 「お昼に食べるものがなくなるぞ!」という心配があったのですが、お昼はお昼で欠席者分のあまったお弁当をもらって、二人前をぺろりと平らげたようなので問題なし!?「世間よ、これが女子大生だ!」 (注:そういう人は一人だけです)

さて、大内宿のもようを。

栗の実、秋桜、蕎麦の花。暑い暑いといっていたこの夏ですが、会津はもう秋の足音。

大内宿は日光今市から会津若松に至る会津西街道沿いに広がった宿場町で、大内峠を越えて会津若松に入る直前にあります。昔の街並みがよく保存されています。

復元された本陣を前に集まっていた学生に声をかけて集合写真。

本陣のなかの様子。囲炉裏端での村の寄合風。こういうところに来ると、すぐ悪ノリして小芝居をはじめる近現代ゼミ生。「村はずれの柵が壊れて、イノシシが・・・」「冬支度をそろそろ・・・」

本陣の天井裏は蚕を育てるスペースとなっています。

街並みを外れるとのんびりとした風景が。

あ、なにか見つけた?

地元の味も堪能いたしました。私が食べたのは栃餅(あんこ味)。左の写真です。巨大すぎて食べきれなかったので、みんなにお裾分けして、お味見。

ところで野外研修にくると、俄然元気になる先生がいらっしゃいます(いつもお元気ではあるのですが、一層)。どの先生だと思いますか?・・・正解は、掛川先生ですheart02蕎麦ソフトクリームに、あんころ餅、お土産たくさん。若い学生たちに全然負けないくらいの「女学生感満載」で駆け回られます。ほんとうに楽しそう!!掛川先生のお写真がないのが残念です。

大内宿を離れますと、ほどなくして会津キャンプ村に到着!

エントランスで開寮式。会津キャンプ村の鈴木先生からお話しをうかがいます。「みなさんのような若い人が地震後の福島にたくさん来て下さることをたいへん嬉しく思います」「キャンプ村のご飯はとても美味しいですから、食事前にスナック菓子食べちゃダメだよ」

今年は参加者数が多いので、本館に収まりきらずコテージにも分宿。コテージにはリビングやキッチンがあって、そこに寝室がつながっています。なかなか素敵でしょ?

夕食の後は、1日目も2日目もゼミごとにわかれて、卒論指導の時間です。ちなみに今回参加したのは日本近世史、日本近現代史、女性史、民俗学、芸能史、日本美術史、西洋美術史、フランス文化の各ゼミ生です。「卒論の進み具合正直どうですか?」とあとでみんなにアンケート取ってみました。その一部を紹介します。

  • 今回の学寮中のご指導で、足りないところがハッキリわかりました……。頑張ります
  • 頑張ってやり遂げたいです。好きなことをテーマに出来たので頑張ります!
  • 第一章の添削で先生に「(文章が)混沌としている」と言われてしまいましたが、正直私の気持ちが一番混沌としています/(^o^)\
  • カオス
  • いつかは終わると思いたい
  • (´・ω・`)
  • 第一章の書き出しが難しくて不安です……
  • ヤバイです>< テーマは自分の納得いくものに定められたのですが、2万字という分量にビビりすぎて一向に書き始められません・・・。相当焦っていますsign01
  • ほんとにちょこっと書き始めました。学寮で先生からアドバイスも頂けたのでやる気も増しました
  • 頑張って木戸孝允の関係文書を読んでいきたいと思っています
  • とにかく史料を読まなくては……

大丈夫なのか!?という学生も一部にいるようですがcoldsweats02 歴文の学生は卒論には全力投球です!手間暇かけてしっかりとテーマを育ててくださいねnote

ここで一旦切ります。2日目、3日目のようすはまた次回dash

SJマガジンを読む [2013年08月29日(木)]

昭和女子大学では、昭和女子大生が提供する受験生向け情報誌 SJマガジン」という雑誌を定期刊行しています。

毎号写真盛りだくさんで、学内トピックをピックアップして紹介している雑誌なのですが、最新号のVol.20(2013年8月24日発行)にちょっと面白い記事があったので紹介いたします。「昭和女子大生 Yes/No qustion」というアンケート記事です。まずは下をご覧下さい。

昼休みに学食ソフィアに集まっていた学生に対する編集部の独自調査とのことでありまして、全学調査ではないのですが、昭和女子大に勤務する私の実感通りの数字がでているかなぁと思います。ただし大学のなかでも学科ごとに結構特色があります。歴文に関しては、「活発」or「落ち着いた」の軸でいいますと、「落ち着いた」学科かなと思いますので、歴文だけだと全体的にもう少し大人しめの数字がでるかもしれません

「三軒茶屋で芸能人にあったことがありますか」というのは設問自体が面白いですね 😆  しかも約4割と高率!!誰にあったんだろう!?ちなみに私はあったことがありません。テレビ番組に出ている人ということでいえば、坂東学長にはキャンパスでも三茶でもよくお会いしますが笑

「弁当派」というのも、学食に集まっていた学生相手の調査なのに66%に達しているわけですから、結構なパーセンテージですね。まだ育ち盛りの続きみたいなものですから、「早弁」の学生がいるとかいないとか!?

スマホ率も高いですね。ただし私の感触からすると、もう少しガラケー組がいそうな気もします。3年生頃になると、就活にスマホにしたほうがいいのかなぁという悩みが学生たちにあったりするようです。でも、ゼミOGに「スマホなかったら就活厳しい?」と聞くと、「ガラケーでも問題ないですよ。ツールは所詮ツールですから。要は気合いとモチベーション!!」といっていたので、まぁ、本質的な問題ではないのでしょう。おそらく。

最後の設問「出身校は女子校ですか」なんてのも受験生のみなさまには参考になるかも知れません。意外?なのかどうかわかりませんが、共学から女子大という選択をとった学生もかなりいるんですよ。

と紹介してみて、『SJマガジン』Vol.18(2013年6月16日発行)に、我らが歴文の植松ゼミ(日本美術史)の紹介記事が掲載されたことを思い出しました。2ヵ月前の情報になるのですが、記事を引用します。

歴文に入学してから、研究したいテーマが変わる学生も多いのですが、長谷川さんもその一人のようです。下にあるゼミ写真はPCを使って絵を見せながら報告しているところでしょうか。植松ゼミの具体的な進め方や研究内容がよく分かりますね!

以上、松田忍(日本近現代史)がお伝えいたしました。

浜松通訊(2)~浜松と新撰組~ [2013年05月22日(水)]

日本美術史担当の植松勇介です。

小生、静岡県浜松市に住んでいます。昭和女子大学には関東在住の学生が多いため、静岡県や浜松市は縁遠い土地でしょう。折にふれ、静岡県西部地域の歴史・文化を紹介していきたいと思います。

中島銃砲火薬店拙宅の近くに「中島銃砲火薬店」という狩猟用や競技用の銃器を扱う店があります。創業者は中島登(なかじま・のぼり)。新撰組の隊士だった人物です。

中島登は天保9年(1838)に武蔵国八王子で生まれ、元治2年(1865)に新撰組入隊。戊辰戦争を最後まで戦い抜き、箱館で降伏、静岡藩預かりとなります。放免後、浜松宿で旧友と再会し、そのまま浜松に居を構えました。浜松では意外にも葉蘭の栽培を手がけ、「金玉簾」という品種を世に出して一財産を築いたとか。明治17年(1884)に中島銃砲火薬店を開業し、その三年後、50歳で亡くなりました。

新撰組はなぜか若い女性に人気があります。新撰組を研究したくて歴文を志望した学生もいるはず。しかし、新撰組に関しては真偽不明の逸話が独り歩きし、また、フィクションにおける脚色も著しく、研究対象にするのは難しいと聞きます。特に、近藤勇や土方歳三、沖田総司のような幹部ではその傾向が強いようです。それでも新撰組を研究したいという学生は維新後まで生き残った一介の隊士に注目してみてはいかがでしょうか。地方の史料を丹念に調べていけば、思わぬ発見があるかもしれません。

新入生を歓迎する夕食会が開かれました! [2013年04月04日(木)]

1年生のガイダンス期間も半ばが過ぎ、今日は新入学生を歓迎する学科主催夕食会が開かれました。

夕食会冒頭に坂東学長がお見えになり、新入生のみなさんにお話をいただきました。「歴文生はちょっと大人しめの学生、恥ずかしがり屋の学生が多いかなと思います。自分から話しかける気持ちを持てば、もっともっと世界が広がりますよ」

またパーティのなかほどには、金子副学長のお話しを伺うこともできました。「4年間でグローバルな人材になって欲しいと思います。英語はもちろん大事です。でも、グローバルというのは英語だけではありません。たとえ英語が話せなかったとしても、グローバルに通用する人になることはできるんですよ」

坂東先生、金子先生、お忙しいなか、歴文夕食会にいらしていただきましてありがとうございました。

では楽しそうなみなさんの様子をどうぞ!

4月から新しくご着任になったお二人の先生も紹介しておきましょう♪

左側の写真は新任の野口朋隆先生(日本近世史)。右側の写真は、一番左が新任の小野寺拓也先生(西洋史)、その次からは、みなさまお馴染みの江中里子先生(フランス文化)、掛川典子先生(女性史)、そして安蔵裕子先生(服飾史)でございます。

↑夕食会は上級生の先輩の企画でおこなわれました。なんだかんだと先輩方も楽しんでましたよね~!

夕食会後半の企画はクイズ大会でしたぞ。

  • 昭和女子大から三軒茶屋駅までにコンビニは何軒あるでしょーか?
  • 歴文のキーワードは『手で考え、足で見よう』、『手で見て、足で考えよう』、『よく学び、よく考えよう』さてどーれだ?
  • 教育支援センターがあるのは『研究館』、『1号館』、『80年館』、『学園本部館』さてどーれだ?

などなど、大学生活に密着した役立つクイズが用意されていて、面白かったですよ!

ガイダンスをしっかり受講した1年生なら答えられたハズ!?

↑クイズ大会の優勝景品贈呈式

↑景品とったど~~♪

〆は学科長の木下先生のご挨拶。「大学とか三軒茶屋とか通学路とかに自分の居場所をみつけてください。自分の家と大学との間にもみるべきものはたくさんあります。歴文生たるもの、寄り道せずに帰っちゃダメだよ」

各テーブル、とても楽しく盛りあがった夕食会でした。新入生のみなさん、歴文仲間はできたかな?

↓夕食会の前に開いたお茶会の一コマ。左の写真は1年B組クラスアドバイザー植松勇介先生(日本美術史)

新しいことばかりで、身体は疲れてくると思いますが、ガイダンス期間はまだ続きます。

しっかり休んで、また明日元気に会いましょう。

以上、1年C組クラスアドバイザー松田忍(日本近現代史)がお伝えいたしました。