2020年度 卒業論文発表会

2021年2月9日(火)、心理学科卒業論文発表会が開催されました。
心理学科では、4年間の学びの集大成として、卒業論文の作成が必修となっています。


(発表会場)

今年度の発表会は、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、4年生は感染防止対策を徹底し対面参加、2・3年生はオンラインでの参加となりました。
6会場に分かれて、4年生全員が1人持ち時間15分で自分の卒業論文のプレゼンテーションをしました。
各自の関心と心理学の先行研究に基づいた、さまざまな興味深い研究テーマの発表が行われました。

 
(発表風景1)

心理学科では、3年生からゼミに所属し、1人1人が試行錯誤しながら研究計画を立て、調査や実験を行い、それを分析・考察し、卒業論文としてまとめ上げます。
これは一筋縄ではいかない大変な作業ですが、特に、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、対面での実験が難しい、調査用紙の配布が困難など、さまざまな苦労がある中で、各自が工夫を凝らしての研究活動となりました。

 
(発表風景2)

発表会では、そのようにまとめ上げられた各自の卒業論文について、4年生が堂々と説明し、2・3年生からの質問にもしっかりと答えている姿が印象的でした。
対面参加の4年生からも、オンライン参加の2・3年生からも活発に質問が出され、4年生にとって、自分の卒業研究を振り返る、良い議論ができたと思います。
発表を終えた後の4年生からは、研究をやり遂げた達成感と充実感が伝わってきました。

4年生の皆さん、お疲れ様でした。
2・3年生の皆さん、今回の発表会で得た刺激を、今後の研究活動に活かしてください。

(教務部委員)