心理学科について

学科長メッセージ

昭和女子大学心理学科のホームページにようこそ。

心理学を学んでみたいから…、人のこころに関心があるから…という理由で調べている方が多いかと思います。あるいは、占いが好きだから…という方もいらっしゃるかもしれません。
心理学とはどのような学問でしょうか。心理学とは「心理的な行動を研究する科学」です。データを取集し、そのデータから人の心理的な行動における法則を見出すことを目的としています。

本学心理学科で、四年間の学びの集大成としている卒業論文において、学生の皆さんは
パッケージの色やデザインによって商品の評価はどう変わるのだろう?
趣味を持つことはストレス発散につながるのだろうか?
ペットを飼うことは家族関係に良い影響があるだろうか?
親の養育態度は子どもの自立とどのような関係があるのだろうか? など、

心理学科長田中 奈緒子

それぞれ関心を持ったテーマについて、実験や質問紙調査などの方法を用いて、データを収集し、解析し、考察するという心理学的研究を行っています。心理学の領域は発達・社会・認知・臨床と幅広く、研究の方法も実験・観察・面接・質問紙調査と多岐にわたっています。本学心理学科では、これらの幅広い領域・多岐にわたる方法をカバーするカリキュラムを整えています。そして、その学びを通して、「こころを理解する様々な眼」、「人と関わるスキル」、そして「現実の社会で起きている問題に対し取り組む力」を育てたい、そんな想いを私たち心理学科の教員は持っています。

ぜひ、学科ホームページをご覧いただき、興味を持った方は、オープンキャンパスをお尋ねください。お会いできることを楽しみにしています。

アドミッション・ポリシー
昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、将来、人と関わる活動や仕事を通じて社会に貢献しようと考えている人、そのために人のこころと行動を科学的に捉える心理学の様々な領域や視点を広く学ぶとともに、諸活動に積極的に参加して人と協調的に関わり、自己の見識や能力を高める努力をする意欲のある人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。
ディプロマ・ポリシー
心理学科は、人のこころと行動を科学的に捉える心理学のさまざまな領域を学び、社会に貢献しようとする意欲ある人を育成することを目的としています。そのために、所定の単位を修めたうえで、次の能力を備えた学生に卒業を認定して学位を授与します。
【知識・技能】
  • 心理学の知識と技能を身につけ応用できる。
  • 人と社会の諸問題に関心をもち、心理学を活かしてアプローチし、その解決に貢献できる。
【自主・自律】
  • 諸問題の解決に向けて、自らが取り組むべき目標を見つけることができる。
  • 目標達成に向けて、心理学の幅広い視点から、柔軟に取り組み続けることができる。
【協働・調和】
  • 自己と他者の特性を理解し、自己を活かしつつ他者と協働できる。
カリキュラム・ポリシー
心理学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、専門教育科目、文化講座を体系的に編成します。専門教育科目は特定分野に偏らない心理学的知識・視点と、対応する技術スキルの習得を目的としています。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。
【教育内容】
  • 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる「実践倫理」「キャリアデザイン入門」および「日本語基礎」を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  • 外国語科目では、英語と他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  • 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  • 専門教育では、心理学の主要な分野を網羅する基礎的科目と充実した応用的科目を開講します。体系的に無理なく学修できるよう、1・2年次に必修の基礎的科目を、2年次以上に選択必修の応用的科目を配置します。
  • 心理学に関する授業科目を、概論、方法論、発達心理学分野・社会心理学分野・認知心理学分野・臨床心理学分野の4分野にわたる各論、演習(ゼミナール)、実践科目の5グループで構成します。
  • 卒業論文作成を目標としたゼミナール形式の科目を開講します。3年次以上のゼミは少人数で運営し、各自の関心あるテーマで卒業論文をまとめることができるよう、ゼミ担当教員が研究指導を行います。
  • 公認心理師資格取得に対応した科目を開設します。
  • キャリア教育を推進するため、キャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次から3年次まで、各年次に応じた心理学科の特性を踏まえたキャリア形成に関するガイダンスや授業を配置します。
  • 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  • 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、1年次から3年次において、一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  • 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的な視野を広げる機会を設けます。
【教育方法】
  • 卒業後に社会で必要となる能力をバランス良く習得できるよう、各科目を履修することによって身につく知識や技能を示したカリキュラムマップに基づき、大学院への進学を含めた将来の進路選択・キャリア形成を見据えた履修計画を立てるよう指導します。
  • 各科目の期中において、リアクションペーパー、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  • 能動的学習の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースド・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。実験・実習・演習科目はもちろんのこと、講義科目の中でも体験型学習を取り入れます。さらに、地域と協働して課題に体験的に取り組むコミュニティ・サービスラーニングや心理学総合演習の科目を開設します。
【学修成果の評価】
  • 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  • 学生の評価は、①各科目の成績評価、②卒業論文に対する評価によって行います。
カリキュラムツリー
キャリアデザイン・ポリシー
心理学の知識と技能を身につけ、人と社会を取り巻く現実の諸問題に心理学を活かしてアプローチできる、次のような人材を育成します。
  • 発達過程における心理的変化や多様な個人の心理的特徴への理解を踏まえて、さまざまな立場や年齢の人と円滑なコミュニケーションがとれる。
  • 人の認識と行動についての知識と心理学的実験や調査のスキルを用いて、製品やシステムのデザインに有効な情報を提供できる。
  • 社会調査のスキルを用いて、消費者ニーズを統計的に把握し、新商品の企画や合理的な販売戦略についての情報を提供できる。
  • 対人上・組織上の課題に対して、心理テストや心理トレーニングなどの技法を用いた有効な解決法を提案・実行し、社員教育などに貢献できる。
  • 心理支援の必要な人や組織に対して、心理的アセスメントや支援法の知識と技能を活かした援助を行うことができる。

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学科の特色

こころが多様な側面をもつように、心理学にも様々な領域があります。
昭和女子大学の心理学科では、心理学の主要な4領域をすべて学ぶことができます。

心理学科の4つの学び

問題解決能力、人間理解能力

心理学の基礎知識を広く学び、人を理解する柔軟な〈眼〉を養う

ひとつの領域を知るだけでは、人のこころを適切に理解することはできません。あえてコースを設けず、「認知」「発達」「臨床」「社会」の4領域すべての基礎知識を学び、他者や自身をより深く柔軟に理解する〈眼〉を養い、人と関わるスキルを磨きます。

将来のキャリア形成を見据えた履修プログラム

3年次以降も複数の領域の選択科目を並行して履修することが可能です。自分の将来の進路の見通しに合わせて、卒業後に社会で必要となる能力がバランス良く修得できるように、キャリア形成を見据えた履修計画を指導します。

少人数のゼミ指導で、専門領域を学ぶ意欲をサポート

4領域を網羅する専任教員スタッフにより、学生の幅広い疑問に対して丁寧な指導を行います。また、3年次以降は少人数(原則10名以下)のゼミナール形式で指導し、学生一人ひとりの関心を把握して、学びの中心となる領域での専門性を高めます。

大学から大学院までの一貫した学習・研究環境

さらに専門的な心理学の知識・技能を身につけたい学生は、学内推薦制度や一般入試を利用し、大学院への進学をめざすことができます。本学大学院心理学専攻臨床心理学講座において、公認心理師の科目取得により、国家資格「公認心理師」受験資格を取得できます。 また、大学院終了とともに臨床心理士受験資格が与えられる指定大学院です。

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教員紹介

多様な専門性をもった16名の教員がみなさんをお待ちしています。

認知心理学

古川真人 教授
認知心理学・ポジティブ心理学が専門。
楽観主義・自己制御・自己決定について研究。
松野隆則 教授
専門は思考心理学。
演繹的推論を中心に研究。
潜在的認知と言語化の問題にも関心あり。

発達心理学

藤崎春代 教授
園生活の中での子どもの発達と子どもの入園を契機とした保護者の発達に関心があります。園への発達臨床コンサルテーションも行っています。
松澤正子 教授
乳幼児の発達心理学が専門。
親子関係にも関心をもって基礎的な研究をしています。
松永しのぶ 教授
専門は発達障害臨床。
自閉症スペクトラムなど発達障害のある人への生涯発達支援に関心があります。
大森幹真 助教
専門は応用行動分析学。
発達障がい児の学習支援研究をしています。

臨床心理学

鵜養啓子 教授
臨床心理学の中でも、学校臨床心理学、コミュニティ心理学に関心をもっています。
島谷まき子 教授
臨床心理学が専門。主に病院臨床領域や集団心理療法に関心をもっています。
田中奈緒子 教授
専門は臨床心理学・犯罪心理学。
青年期における不適応とそのサポートについて研究。
山﨑洋史 教授
臨床心理学、教育心理学、教育相談、産業カウンセリング、グループアプローチを研究。
木村あやの 専任講師
認知の偏りから生じる心理的問題のアセスメントと支援について関心をもっています。表情認知を中心に視線運動からこころの仕組みにアプローチもしています。
増淵裕子 専任講師
臨床心理学が専門。
青年期の「ひとりの時間」とアイデンティティ形成に関心があります。

社会心理学

今城周造 教授
専門は態度の社会心理学。
説得と態度変化や,説得への抵抗を中心に研究しています。
パーソナリティや,現代青年の友人関係にも関心あり。
清水裕 教授
防災行動や援助行動を中心に、周囲の他者や物理的環境がヒトの行動に及ぼす影響を研究。
藤島喜嗣 教授
社会的認知が専門。対人関係や将来予測における認識の歪みについて研究。心理学における再現可能性問題にも取り組んでいる。
本多ハワード素子 准教授
専門は産業・組織心理学。
集団社会化とリーダーシップを研究。
社会的消費と広告についても関心があります。
専門分野、研究内容
ポジティブ心理学
1.現在関心のある研究テーマ
現在よりも少しでも元気になれるようなテーマ、人間の本来所有しているポジティブな特性を研究したい。それと、今年からポジティブ期待に関わるテーマを爆発的に研究を進める予定。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
人間のポジティブな特性に関連したテーマを10年間位のスパンで考えているので、今後とも心を強くするためのテーマを中心として継続していくつもりです。
3.卒業論文題目例
    平成20年以降
  • No regret,No choice-後悔しないための選択
  • 防衛的悲観主義が目標設定に及ぼす影響
  • 感謝傾向と主観的幸福感
  • 先延ばしと問題解決スタイルが健康に及ぼす影響
  • 選択することは幸せか―意思決定との関連性
  • 自己嫌悪感は自己成長につながるのか
  • 楽観主義とコーピング
  • 目標設定が諦めと再挑戦に及ぼす影響
  • 未来期待と健康
  • 解けない問題をいつ諦めるか
  • 行動状態志向性と気晴らし
  • 情動知能と感情制御およびパーソナリティとの関連
  • 対処的悲観主義の熟考範囲
  • 感謝ーありがとうに関する心理学的研究
  • 傷つきやすさの強さ
  • さよならポジティブイルージョン
  • 時間的展望と幸福の関係性
  • 自己制御とパーソナリティ
  • 日常生活からみるリスクテイキングと楽観主義
  • 楽観主義がリスク行動に及ぼす影響

松野 隆則 教授

専門分野、研究内容
認知心理学(思考)
1.現在関心のある研究テーマ
 基本的には「思考」領域の研究テーマに関心があります。これまで取り組んできた研究は次のどちらかに関係するものがほとんどです。「推論過程とバイアス」:現在持っている情報から別の情報を引き出そうとする時どのようにして行なうのか、またその際に生じる考え方のクセにはどのようなものがあるか。「認知の顕在化(メタ認知的モニタリング)」:対象の認知や意思決定を行なう際、そのプロセスや規定因は当人にとってどのようにしてどこまで自覚されうるか、そして自覚の結果どのような影響があるのか。また、認知と感情との関係についても興味を持っています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 演繹的推論における個人差と推論に用いられる(言語的・空間的)表象との関係に関する研究
  • 演繹的推論過程に及ぼす論理形式と主題内容の影響に関する研究
  • 思考の言語化が意思決定過程に及ぼす影響に関する研究
  • Affect Control Theory に基づく対人的出来事の理解過程と行動の予測に関する研究、など
3.卒業論文題目例
  • 自己接触行動の認知的効果と情動的効果
  • 擬音語・擬態語における音象徴に関する研究
  • 賞罰の効果の認知に及ぼす回帰効果の影響
  • 共変動の誤認知に関する研究 -「マーフィーの法則」的信念の分析
  • 「運」に関する信念と原因帰属
  • サイレント漫画の理解過程 -読解者によるセリフの自発的補足を手がかりにして-

藤崎 春代 教授

専門分野、研究内容
発達心理学 発達臨床心理学
1.現在関心のある研究テーマ
  • 保育におけるコンサルテーション(発達障害のある児とその保護者・保育者への支援)
  • 乳幼児の園における発達
  • 子どもの入園が親に与える影響
  • 親としての発達
2.これまで行ったことのある研究テーマ
上記1もそうですが、保育園・幼稚園で生活している乳幼児が大好きです。そこで、その周辺の事柄を何でもテーマとしてきました。 幼児の生活理解・生活叙述・遊び、保育者の働きかけ、そして、障害児統合保育をめぐる問題、などです。最近は「親としての発達」「成人の発達」にも関心を持って研究しています。
3.卒業論文題目例
    乳幼児やその保護者に関する卒論の他、大学生等を対象とした卒論も多数あります。
  • 幼児の年齢・性別による遊びの種類、遊び相手の変化
  • 「気になる・困った」行動をする同級生に対する健常児の態度ー大学生の面接調査から
  • 成人期における「怖いもの見たさの有無」の差異
  • 第一子の誕生・成長を通した親としての生涯発達:一組の夫婦への縦断的面接調査から
  • 乳幼児のスマートフォン利用と親の育児不安感との関連
  • 青年期女子の児童期における母娘関係の親密度と現在の対人関係の関連

松永 しのぶ教授

専門分野、研究内容
発達臨床心理学
1.現在関心のある研究テーマ
  • 自閉症の認知発達に関する研究
  • 発達障害児・者の家族支援に関する研究
  • 成人期以降の生涯発達に関する研究
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 自閉症児の認知発達の特性と評価に関する研究
  • 自閉症児の不適応行動に関する研究
  • 大学生の大人になるという意識と自立意識に関する研究
  • 成人女性の生活意識と将来展望に関する研究
3.卒業論文題目例
  • 障害児を育てる母親の自己成長感-育児ストレスとソーシャルサポートとの関連から-
  • 障害児のきょうだいのきょうだい関係に対する意識~成人きょうだいの面接調査から~
  • 女子大学生における個人・社会志向性と育児観との関係について
  • 大学生の高齢者に対するイメージ・態度
  • 女子青年における親密性と性役割同一性について
  • 乳幼児のスマートフォン利用と親の育児幸福感との関連

松澤 正子教授

専門分野、研究内容
発達心理学
1.現在関心のある研究テーマ
 乳幼児期は私たちの心のしくみの基礎が芽生え、形成される非常に大事な時期です。この時期の精神発達や親子関係に関心があり、現在は乳児の感情を読み取るときの脳活動を計測しています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 乳幼児の自己意識 - 赤ちゃんが鏡を見たら? 自分と他人の違いは何だろう?
  • 幼児の共感性の発達 - 他者を助けたいと思う気持ちはどこからくる?
  • 乳児の眼球運動と認知発達 - 認識の原点・赤ちゃんは何を見て何を感じている?
  • 乳児感情の読み取りの神経基盤 - 赤ちゃんの感情を脳はどのように読み取るか?
3.卒業論文題目例
  • 社会的行動の発達(笑い・援助行動・嘘つき行動・仲間入り行動など)
  • 認知発達(記憶・数理解・模倣・描画・遊び・想像など)
  • 動機づけの発達 (達成動機・学習意欲と原因帰属など)
  • 心と身体(リラクゼーションと心電筋電・香りと脳・ダンスセラピー・音楽の効果など)
  • 女性の発達(アイデンティティー・孤独・内的作業モデル・進路選択・親子関係)

来年の4年生の研究テーマは、絵本の読み聞かせ、子どもの自己主張の日米比較、ストレスの生理計測、色と香りのマッチング、アサーショントレーニング、アスペルガー傾向とSNS、等さまざまです。

鵜養 啓子教授

専門分野、研究内容
臨床心理学(コミュニティ心理学 学校臨床心理学)
1.現在関心のある研究テーマ
コミュニティ心理学に関すること。その一つとしての学校臨床心理学に関すること。
学校教育相談とスクールカウンセリング/スクールカウンセラーのスーパーヴィジョン/危機介入(緊急支援)/システム介入/予防的関わり/コンサルテーション など
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 青年期のアイデンティティ研究(事例研究を中心として)
  • 不登校研究(調査研究/事例研究/スクールカウンセラーとしての関わり・外部相談機関としての関わり/治療的家庭教師)
  • 教育相談とスクールカウンセリング(教育委員会教育相談室の機能などの調査研究/スクールカウンセラーの機能についての調査および事例研究/スクールカウンセラーのサポート/学校教育と心理テスト/進路指導とスクールカウンセリング)
  • 大学における学生相談(事例研究/学生相談システム構築に関するコミュニティ心理学的実践事例研究) など
3.卒業論文題目例
  • 教師の関わりと子どもの発達に関するもの
  • 中学生のソーシャルサポート
  • 教師子ども関係
  • 死生観
  • 子どもの遊び
  • 主観的幸福感
  • 面接過程の分析や治療者の特定の条件
  • アサーション
  • 化粧行動
  • 偏見
  • 母親とのコミュニケーションと自尊感情
  • 学級風土・学校風土
  • 不登校や登校回避感情、学校享受感などに関するもの
  • 働く女性のキャリア形成
  • 死の受容・障害の受容
  • 精神障害に関する一般人の意識
  • 自己開示・コミュニケーションスキル
  • 親子関係・きょうだい関係
  • こころの居場所
  • 痩身願望と他者条件
  • 箱庭に関する基礎研究
  • 物理的住環境とパーソナリティ など

島谷 まき子教授

専門分野、研究内容
臨床心理学 集団心理療法 心理劇
1.現在関心のある研究テーマ
  • 精神障がい者に対するデイケアグループの実践的研究
  • 心理劇の役割体験ならびにシェアリング体験の検討
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 統合失調症患者に対する心理劇の治療的意義
  • 精神科デイケアにおける集団心理療法の実践的研究
  • 教員研修における心理劇的ロールプレイング挿入の効果
  • 心理劇におけるシェアリング体験の検討
3.卒業論文題目例
  • 大学生の自己愛傾向と親の養育態度の認知の関連
  • 中学生の部活動体験と学校適応感および自尊感情の関係
  • 摂食障害傾向に対する個人的・社会文化的影響ー自尊感情・自己受容・やせ志向文化に対する態度からー
  • 大学生の同性愛開示が異性愛友人の同性愛に対する態度と友人関係に及ぼす影響
  • 心理劇の効果に関する一研究-主役体験を中心に-
  • 青年期における孤独感と自己開示の関連

山﨑 洋史教授

専門分野、研究内容
臨床心理学(教育相談・学生相談・キャリアカウンセリング)
1.現在関心のある研究テーマ
  • スクールカウンセリング・学生相談
  • 認知行動療法(認知行動的セルフモニタリング)
  • 予防開発的カウンセリング・サイコエデュケーション(心理教育)
  • キャリアカウンセリング(ゴールセッティング)
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 認知行動療法(認知行動的セルフモニタリング)における心理教育に関する研究
  • 予防開発的カウンセリングの実践的研究
  • 構成的グループエンカウンターによるSSTに関する研究
  • ピアサポート・ピアヘルピング
  • スクールカウンセリングにおける認知行動療法
3.卒業論文題目例
  • 学校適応感と被援助志向性およびソーシャルサポートとの関係
  • スクールカウンセリングにおける教師との連携に関する研究
  • 自己効力感と悩みへの対処行動との関連
  • 大学生の過食傾向と認知行動的セルフモニタリングの関連
  • 恋愛の関係性認知と自己開示の関連
  • 自称オタクの心理的特徴に関する研究
  • 物理的距離および心理的距離が自己開示性に及ぼす影響について

田中 奈緒子教授

専門分野、研究内容
臨床心理学 犯罪心理学
1.現在関心のある研究テーマ
青年の不安定さと成長の可能性に惹かれ研究してきました。もともとは、非行や不登校など10代の青年の不適応を主としていましたが、今は、青年・成人の社会での適応や支援のありかたについても関心をもっています。そのため、非行少年の立ち直りの支援のほか、非行・犯罪の防止活動にもかかわっています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 非行少年の自我構造、少年院教育と社会復帰など、非行少年とその支援に関する研究
  • 大学生のキャリア選択、青年と成人における共感性と罪悪感の差異、など青年の社会適応に関する研究
3.卒業論文題目例
  • 元暴走族に対する民間ボランティアの取り組みとその効果について
  • 青年期における理想自己と現実自己のズレが自尊感情におよぼす影響-フリーターと学生の比較-
  • LINEの便利さを問いなおす-携帯電話アプリLINEの使用実態及び不安との関連-
  • トランスジェンダー(FtM)におけるセクシャリティの受容過程 – 自己開示が自己受容に及ぼす影響-
  • 過去の恋愛が心理的変化に与える影響~失恋ストレスコーピングに着目して~
  • 女子大学の友人関係における欲求と不正直行動との関連 など

木村 あやの専任講師

専門分野、研究内容
臨床心理学(心理アセスメント) 認知心理学(表情認知)
1.現在関心のある研究テーマ
「同じ物を見ても、人によってとらえ方が違うのはなぜだろう?」「ある物を多くの人はどのように見るのだろう、少数派の人はどのように見るのだろう?」「少数派で困っている人にはどのような支援が有効だろう?」ということに関心があります。これらの課題について、注視点計測装置 (eye tracker)を使った実験研究をしています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 研究に使うことのできる日本人表情刺激の実験心理学的検討
  • 自閉症・情緒障害特別支援学級通級生徒の表情認知について
  • 子どもの感情認知スキル向上の手がかりを得るための基礎的研究
3.卒業論文題目例
  • 注視点の固定が「蛇の回転」錯視に及ぼす影響
  • 派手な髪色が人物の印象評価に及ぼす影響
  • 女子大学生の対人不安がSNS対人状況における否定的な解釈バイアスに及ぼす影響
  • 広告におけるエージェントの存在が募金行動促進に及ぼす効果の検討 など

増淵 裕子専任講師

専門分野 研究内容
臨床心理学 青年心理学
1.現在関心のある研究テーマ
青年は、どのように自分というものを作り上げていくのか、どのようにアイデンティティを形成していくのかということに関心があり、アイデンティティ形成における「ひとりの時間」の意義について研究しています。また、最近では、青年のアイデンティティ形成や精神的健康を促進する適応的な悩み方とはどんなものなのかといったことや、青年だけでなく成人期や中年期の発達にも関心を持っています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 青年期の「ひとりの時間」と自我同一性との関連に関する研究
  • 青年期のひとりで過ごすことに関する感情・評価、自我同一性と友人への気遣いとの関連
  • 青年期・成人期における内省に関する研究-自我同一性形成および精神的健康との関連に着目して-
  • 中年期女性における「ひとりの時間」の意味-青年期との比較-
3.卒業論文題目例
    ※これまでに担当した卒論はありませんが、以下のような内容だと担当しやすいです。
  • 青年の「ひとりの時間」、ひとりでいられる能力、居場所、孤独感などの研究
  • 青年・成人のアイデンティティ発達やキャリア発達(自己形成、自己変容、進路選択、生きる意味など)
  • 青年の対人関係の発達(友人関係、恋愛、親子関係など)
  • 青年の内省のあり方と精神的健康との関連

今城 周造教授

専門分野、研究内容
社会心理学 社会的態度 説得と態度変化 態度-行動関係 リアクタンス パーソナリティ 文化と行動
1.現在関心のある研究テーマ
  • リアクタンスの文化差をさらに検討し、自由のCDOモデル(今城, 2005)を発展させる。
  • 内向的でマインドフルな生き方とquality of lifeの関係
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 説得場面における心理的リアクタンス: 押しつけがましい説得は、効果的ではない。
  • 心理的リアクタンスと文化: アメリカで提唱されたリアクタンス理論は、個人主義者によく当てはまる。
  • 計画的行動理論の検証: 行動意図(結婚など)を、態度や主観的規範、統制認知から予測した。
  • リアクタンス特性がどんなパーソナリティ変数や価値観と関連があるかを検討した。
3.卒業論文題目例
  • ユーモアが説得に及ぼす影響
  • 購買機会の限定とパーソナリティ変数が商品購入に及ぼす効果
  • 女子大生における携帯電話の使用スタイルの検討
  • 対人ストレスが迷惑行為の認知と遂行に及ぼす効果
  • 時間的展望とソーシャルサポートが精神的健康に及ぼす効果
  • 恐怖喚起説得における事前警告の効果
  • 友人関係における葛藤の解決方略の研究
  • 価値観と行動との関連
  • ストレスコーピングと抑うつとの関連

清水 裕教授

専門分野、研究内容
社会心理学
1.現在関心のある研究テーマ
  • 防災行動を促進させる方法
  • 災害発生時の避難・帰宅行動
  • 向社会的行動と自己評価・自尊感情との関連性
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 大学生の就業後の自己に関する予期イメージ
  • 災害時避難所の円滑な運営を規定する要因
  • 行動期待が友人関係の進展に及ぼす影響
  • 非行少年の自我構造
3.卒業論文題目例
  • 周囲の他者からの自分に対するイメージの認知が服装に及ぼす影響
  • 性役割態度と女性における理想のキャリアパターンとの関連性
  • 店員のホスピタリティが顧客の印象に与える影響
  • 説得に及ぼすユーモアの効果とその生起機制
  • ケータイメールの内容と親密度との関連性
  • 社会的スキルと欺瞞行動の関連性
  • 感情労働経験が飲食店従業員への評価に及ぼす影響
  • 自己意識と集団凝集性が同調に及ぼす影響
  • 女子大学生のSNSからの離脱を規定する要因
  • 心理的居場所感が一人行動に対する不安耐性に及ぼす影響

藤島 喜嗣教授

専門分野、研究内容
社会心理学(社会的認知、自己と対人関係)
1.現在関心のある研究テーマ
自分や他者のこころを推測するとき、私たちは自己概念や自分の心的状態、ステレオタイプや心の理論を用います。この社会的認知、社会的推論メカニズムについて、心的距離や抽象-具体の解釈レベルの影響をてがかりに検討しています。また、最近、心理学実験の再現性が疑われています。この再現可能性問題について、他大の研究室と連携して直接的追試を行い、検証を進めています。
2.これまで行ったことのある研究テーマ
計画錯誤とは、実際よりも楽観的な計画を立ててしまうことです。テスト勉強をしようと思っていたのにできなかった、どうしても予算オーバーするなどの現象が該当します。この現象が生じる過程を検討してきました。また、気持ちが実際よりも通じていない透明性の錯覚や、容姿の変化が思ったより相手に分かってもらえないというスポットライト効果などの自己中心的な推論の歪みについても検討しました。
3.卒業論文題目例
  • 「排除可能性が他者からの否定的評価の推測に及ぼす影響」
  • 「遅延コストジレンマ状況において長期的肯定感情の予期が自己制御に与える影響」
  • 「協働状況での成績報告不正における利他性の検証:自己正当化と自己犠牲の弁別」
  • 「抽象度の異なるジェンダーステレオタイプ刺激が数学課題遂行に及ぼす影響」
  • 「化粧する人と観察者との間に生まれるスポットライト効果」
  • 「内外集団の事例が自己の感情予測におけるインパクト・バイアスに及ぼす影響」

本多ハワード素子 准教授

専門分野、研究内容
産業組織心理学 グループダイナミクス(集団社会化 マイノリティ・インフルエンス)
1.現在関心のある研究テーマ
  • マイノリティ・インフルエンス
  • リーダーシップ
  • 集団の公正性とリスク認知
2.これまで行ったことのある研究テーマ
  • 「女性のネットワークとリーダーシップ」
  • 「集団内の沈黙とリスクマネジメント」
  • 「新人看護師の組織社会化と医療組織のリスクマネジメント」
3.卒業論文題目例
  • 「マイノリティ・インフルエンス ―支持者数が評価に及ぼす影響―」
  • 「課題への動機づけが社会的促進と社会的手抜きに及ぼす影響」
  • 「魅力的モデルを起用した広告による自尊感情の変化」
  • 「顔の信頼感は消費者の利用可能性に影響するのか」
  • 「動画による口コミの効果 ―文字情報によるプラス効果の検討―」
  • 「選択肢の増加はスイッチング行動を促すか」
  • 「時間の認知とポイントに対する価値の関連性」
  • 「大学生におけるソーシャルサポートと被受容感及び気力との関係」

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