ECEP2012 第3回レポート

ECEP2012グループのボストン便り第3弾です。

こんにちは!今回はECEP2012現地校での実習の紹介をしたいと思います。

私は今回の小学校訪問で「ビンゴ」と「長縄」のアクティビティをやりました。アクティビティは、子どもたちが楽しんでできるもの、また、日本の文化や伝統が伝わる物を中心に半年かけて個人で考えました。

私は子どもたちと身体を動かしたかったので、「長縄」を考えました。ボストンの子どもたちが「長縄」の文化を知らないと思い説明を考えていましたが、子どもたちはやったことがあるようでした。そのときに自分のやりたいことを英語で上手く伝えることができず、言葉の壁を感じることもありましたが、飛んでいる時の笑顔や、引っかかったときの悔しがる様子は日本の子どもたちと変わらずとても輝いていました。

「ビンゴ」はボストンでもポピュラーなゲームです。私は日本の文化を楽しく学んで欲しいと思い、「ビンゴ」のマスを日本の食べ物やスポーツのイラストにしようと考えました。みんな違うビンゴカードにしたかったのでイラストを別紙で用意して切り貼りし、一人ひとり好きな配置のビンゴカードを作ってもらうよう工夫しました。実際にやってみるとビンゴをした子にメダルをプレゼントしようと用意していましたが、全員にあげることができず、機嫌を損ねる子も出てしましました。そういった点でゲームをする難しさを感じました。また英語力不足によりフォロー言葉のかけを上手くすることができず、そこが反省点となりました。しかし、とても盛り上がり、日本の文化を知ってもらうきっかけになったと思います。

子どもたちからもらったカード(本当はSUNAMURAなんですが・・・)
中はこんな感じです

訪問最終日、子どもたちに感謝の気持ちを伝えようと、本を良く読む子どもたちに桜の形をした手作りのしおりをプレゼントしました。子どもたちはとても喜んでくれて、好きな色や柄を選び、先生に名前を書いてもらっていました。子どもたちはクラス全員が私宛のメッセージを書いたとても大きな画用紙をプレゼントしてくれました。英語と日本語という言葉の壁もありましたが、短い訪問期間のなかでしっかりと信頼関係を作ることが出来たと思います。

今回の私の参観実習が成功したのは担任の先生を始めとしたたくさんの方の援助のおかげだと思っています。先生の言葉掛け1つで、子どもたちの私に対する対応が大きく変わることがわかりました。私も先生という立場になったら、周りを良く見て常に子どもたちをプラスの方向へ導いていきたいです。

ECEP2012 砂村

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小学校訪問の二日目、私は自分のアクティビティのだるまさんが転んだをやりました。教室の中という狭い空間の中にも関わらず生き生きとした笑顔を見せながら遊んでくれました。4日目には担当のクラスと隣のクラスの二箇所で桜の折り紙をやりました。何か形に残る日本らしいものをプレゼントしたいと思い、急遽作ったアクティビティです。作り方の説明も拙い英語でしか言えませんでしたが子供達なりに理解して楽しんでくれました。

アクティビティー1
アクティビティー2

最終日には大きな色画用紙でこどもの日の兜の作り方を教えました。そして帰りの会では、先生と子供達一人ひとりからのメッセージカードと、皆で一緒にとった写真が入った写真立てを頂きました。別れ際には泣いてくれる子供や何回も抱きついて離れない子供がたくさんいました。6日間という短い訪問でしたが、子供達とは全力で遊び、深い信頼関係を気づくことが出来たと思います。

メッセージカード
プレゼント

ECEP2012 林