夏休みゼミ研修旅行

初等教育学科4年平野ゼミ8名は、9月19日(金)~20日(土)、愛知県半田市と犬山市へのゼミ研修旅行を行いました。知多半島の根元に位置する半田市は、江戸中期から醸造業を中心に栄えた港湾都市。「ごんぎつね」の作者、児童文学者の新美南吉の故郷として知られています。1日目は、新美南吉顕彰会の杉文雄さんの詳しく楽しいガイドを伺いながら、南吉の生家や作品の舞台となった風景のなかに点在する記念碑、新美南吉記念館や墓所まで、南吉の郷里岩滑(やなべ)地区を丸一日かけて歩きました。おりしも「ごんの秋まつり」開催中。咲き揃った矢勝川畔のヒガンバナの中、皆で「ごんぎつね」の世界に思いをはせました。2日目には、犬山市に移動して博物館明治村へ。明治期の小学校の建物や、森鷗外・夏目漱石が相次いで住んだ家などを見学し、矢絣・袴の女学生の衣装も身に着けて、明治時代の生活を疑似体験することができました。将来、小学校や幼稚園・保育所で子どもたちの教育保育に携わるとき、ごんのふるさとの懐かしい景色や、明治村での思い出が、きっと役立つことと思います。

1日目:新美南吉記念館前
1日目:現地に取材した絵本とともに
1日目:新美南吉記念館裏 中山城址
1日目:矢勝川でお話をき
1日目:新美南吉生家前にて
1日目:矢勝川のヒガンバナ
2日目:明治村 ハイカラ衣装で