11月10日に岸田幸弘准教授が高大連携の一環として、千葉県立千葉女子高等学校で出張講義を行いました。同校では今年度から教育基礎コースが開設され、将来教員を目指すことができる、高い能力と資質を備えた生徒の育成に取り組んでいるそうです。その一端として、「対人的コミュニケーションに関する指導法について」という授業を行いました。この授業は、教育基礎コースの生徒を対象にした90分授業を2コマ連続で行います。
内容は、前半が生徒指導や教育相談の実態を踏まえた「学級集団づくりの理論と方法」についての講義です。後半は人間関係づくりのためのカウンセリング技法である「対人関係ゲーム」の演習を行いました。講義は長くて飽きてしまうかなと思っていましたが、生徒さんたちは非常に熱心で、マイクを向けても物おじせずに答えてくれました。大学の授業と同等のレベルの授業をしっかり聞いてくれました。
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後半は実際に対人関係ゲームを実践しました。これは「日常的なあそび」を通して対人関係づくりに大切な「交流」、「協力」、「役割分担」、「折り合い」などのスキルを学ぶ学習です。「ジャンケン系のゲーム」や「グループづくり」、「探偵ごっこ」、「木とリス」など、楽しく学ぶことができました。