光葉博物館の展覧会(クイズ付き)

初等教育学科の廊下を歩いていたら

気になるポスターを発見しました。

5月になって展示が始まってすぐに

「図工科教育法演習」の受講学生と観に行きました。

あと10日の会期ですが「図画工作」「ゼミ」の受講生にもお勧めしようと思います。

さて、ここでクイズです。

全部で13問あるので、10問以上、解った方は今月中に答えを上記の授業の際に提出して下さい。

(初等教育学科の学生さん、他科の学生さんでも受け付けします。解答は任意の紙に記入し、80年館5階初等教育学科教授室へ。)

正解の多い人から、抽選で1名様に頂き物の映画のチケットを差し上げます。

(映画は9月公開の『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』です。)

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第1問 光葉博物館の横にある泉の名前を答えて下さい。ヒント:○○の泉、錦鯉が泳いでいます。

第2問 光葉博物館の「光葉」とはどういう意味でしょうか?ヒント:5月末の本ブログを読むと答えが書いてあります。

第3問 この展覧会に出品されている絵の所蔵先は糖業協会です。さて、このコレクションに収蔵される多くの人が参加していた絵画グループは○○美術協会と言いますが、○○の中二文字をお答えください。○○美術協会の初期の絵がコレクションされています。ちなみに今年度初教特研の講師の木津先生はこの会に所属されています。

第4問 この展覧会に出品されている絵で古いものは主にどの時代のものでしょうか?昭和○○年代とお答えください。この時代の絵がまとめて見れるのは貴重だと思います。私も余り見たことがありませんでした。

第5問 上のポスターに描かれたリンゴの数+今回の展覧会で他の絵に出てくるリンゴの数=合計何個でしょうか?青いリンゴも数えてください。最初葡萄の粒の数にしようと思いましたが、影の中は難しそうなのでやめました。

第6問 1950年代に三越は「白地に赤い斑点の包装紙」を誕生させました。デザインした洋画家でこの展示に出品している人は誰でしょうか?白い紙に切り取った赤い紙を貼ってつくったそうです。それに「mitsukoshi」の文字をレタリングしたのは当時デザイナーだった「やなせたかし」さんです。

第7問 この展覧会に出品されている絵で油絵以外のものは何点あったでしょうか?紙に描かれたものと、アクリル絵具で描かれたものがあります。ヒント:カタログを確認するとよいです。

第8問 この展覧会の出品者で池袋モンパルナスの仙人と呼ばれた画家は誰でしょうか?この人は『海の幸』を描いた青木繁と美術学校の同級生です。ヒント:シャベル・ピストル・ウマです。

第9問 人見先生が支援していたという、斎藤与里さんは○○○○○会絵画運動に参加していました。○を埋めて下さい。○○○○○はフランス語で木炭の意味のようです。同会の岸田劉生は美術教育論も書いていて興味深いです。また同会には高村光太郎も参加していました。

第10問 この展覧会の絵の中のサインに2602と書いてあるものがあります。この2602は西暦ではありません。当時○○という暦がありました。○○を埋めてください。

第11問 展覧会の中で生涯において図画工作の教科書作成に何らかの形でかかわっていた作家は誰でしょう?複数人居るので、1名以上を答えて下さい。この当時の洋画家の多くは学校教育にも関わっていました。

第12問 この出品作家のうち、この問題作成者と同じ高校の出身者が居ます。誰でしょうか?ヒント:この高校は臨海学校・林間学校をはじめた、戦前は陸軍士官学校予備門だった古い男子校です。

第13問 全55点の作品の中で、あなたはどの作品が好きでしたか。

 

 

問題は以上になります。

お疲れ様でした。

※結構難問があるので、解らなかったら聞いてください。少しヒントを出します。

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~以下展覧会情報の転載です~

春の特別展「洋画の愉しみ ―日本独自の洋画を模索した作家たち―」

[開催期間]平成27年5月16日(土)~6月21日(日)
[開館時間]10:00~17:00
[休館日]日曜日 ※ただし6/21(日)は開館
[開催場所]研究館1階 光葉博物館展示室
[入館料]無料
[協力]公益社団法人糖業協会

安井曽太郎、梅原龍三郎、小磯良平ら日本人ならではの洋画の創造を目指した作家たちの作品を55点展示しています。

(H.Y)