準備編に続き、花見堂小学校サマースクール「絵巻物をつくろう!」当日編です。
絵巻物の残りの材料として、巻紐の爪を「晒し竹」から小刀で削り50個、
表紙も低学年向けに予め組立てを行いました。
いよいよ当日です。
朝から前日にまとめた荷物を運び込んで、
朝9時から、低学年と高学年のふたクラスが行われました。
絵巻物の使い方を説明したあと、実際に絵を描いてみました。
急に描くのも難しいので、好きな材料を選んで、スタンピングの材料にします。
紙はひとり1mほど。滲みや、スタンピング、筆、手、いろいろな表現を試みます。
なんのポーズでしょうか?
描いたあと絵を乾燥させている間に絵巻物本体をつくり、本体の糊を乾かしている間に鑑賞会も行いました。児童の言葉から夏のイメージが豊富に伝わってきます。
低学年は描きながら考える、高学年は最初からイメージを持って描いているようでした。
完成です。みんな大事に持ち帰っていました。
(こちらは、バタバタしていて写真を撮り損ねたので、見本につくったものです。)
このまま棚に置いて忘れてしまっても中の絵はきっと長く保存されると思います。