日本スタイルの本づくり(前期授業紹介) [2015年09月24日(木)]

 4月から7月末にかけて、文献学と書誌学を学ぶ授業では、江戸時代の女子用教科書を輪読。変体仮名と呼ばれる仮名や連綿の漢字を読み解きながら、一冊を皆で読了しました。合わせて、江戸時代の本のスタイルについても学びました。最もスタンダードな四つの穴をあけて糸で綴じる「四つ目綴じ」で実際に本を製作しました。本と言っても中は半紙。ノートのように使うことができます。大きさは、小学校で使う連絡帳か、結婚披露宴などの受付に置かれる芳名帳の大きさです。
和本表紙

 

出来上がった本を畳のように配置して上から撮影。文房具屋に足を運び、各自選んだ表紙。古典的な柄、民芸調の柄、季節の風物を写した柄、モダンな柄、すべてお見せできませんが、作り手それぞれのセンスや好みがうかがえます。少し、、、失敗したのもご愛敬ということで(笑)。

和本作者

 授業の最後に記念撮影。自作の本を手にした学生のうれしそうな表情をご覧ください。
(T.T)