篆刻実習 [2018年03月14日(水)]

昨年、12月、書写を学ぶ授業で篆刻をしました。

9㎜角の小さな印材に、自分の名前の一番上の平仮名一字を刻むという実習です。できあがった篆刻印は、色紙など小さな仮名の作品や年賀状、絵手紙に使います。

ほとんどの学生は初めての実習でしたが、左手に小さな印材、右手に印刀を持ちながら、篆刻に集中。器用な学生は15分程で仕上げます。そして、それぞれの作品に初めて印泥をつけ、白い和紙に捺して仕上がりを見ます。「できあがり!」「もう一度~」「わあーすごい!」「私のよりよくできてる~」と悲喜こもごも。

 

できあがった篆刻印には、印袴と呼ばれるキャップも作りました。学生たちはやがて教育保育の現場に出て、「ものを大切にする」ことを子どもに教えますので、印面を保護する印袴作りで、その心を養います。材料は別の授業で和本を製作した時の端紙です。残りものでも、華やかな友禅紙。紅梅、白梅、桜、牡丹、菊、そして紅葉。花も恥じらう乙女にふさわしいものができました。

 

皆の篆刻印を一枚の和紙にまとめ、12月最後の授業で披露しました。(T.T)