テンプル大学 科目等履修

本日は、初等教育学科の学生の皆さんに、テンプル大学での科目等履修についてご紹介させていただきます。

私は、初等教育学科から初めて、テンプル大学での科目等履修を経験した学生です。
2年次の1年間、2つの大学に通いながら英語と日本語で授業を受けていました。
今回はその体験記に加え、科目等履修をすることのメリットとデメリットなどについて
私自身が感じたことをお伝えしたいと思っています。

まず始めに、皆さんは、
「昭和女子大学の学生が無料でテンプル大学の授業を履修できる」ということを知っていますか?
私自身も、全くお金をかけずにアメリカの大学(日本キャンパス)で授業が受けられるとは思っていなかったので、入学した時は驚きました。
無料で国内留学が体験できるというのはとてもお得なことだと思います。

今は三軒茶屋にキャンパスを構えるテンプル大学ですが、以前は東京都港区にキャンパスがあり
私が通っていた頃は大学から電車で20分程の距離にあったと記憶しています。
キャンパスが移動してからは、昭和女子大学を出て道路を渡るだけになったので、とても通いやすくなりました。
移動時間がかからないことも、科目等履修のおすすめポイントのひとつです。

1年間の科目等履修を通じて、私が感じた具体的なメリットとデメリットについてお伝えさせていただくと、
まずメリットとしては、
・お金がかからないこと
・入学のための筆記試験が無いこと(TOEICやIELT等のスコアは必要です。)
・アメリカの大学の授業を受講することができること
・昭和女子大学の一般教養の単位に充てることができること
・英語で会話する友達ができること
などが挙げられます。

反対にデメリットとしては、
・昭和女子大学をストレートで卒業するには取得する免許を1つに搾る必要があること
・予備の英語力が無いと授業理解が難しいこと
・履修登録の際に2つの大学のスケジュールを組み合わせて考えなければいけないこと
などが挙げられます。

国内に居ながらにして無料でアメリカの大学の授業を受けられたことはとてもありがたかったですし、外国籍の友達ができたり、初教では学べないことをたくさん学べたりしたことも大きな収穫であったと感じています。
科目等履修のシステムがなければ叶わなかったことなので、とても感謝しています。
しかしながら、免許を複数取得したいと考えている学生にはスケジュール的に厳しい部分があることも確かです。
私は小学校の教員免許のみを取得することに決め、テンプル大学に通うことを優先していました。
ストレートで卒業することにこだわらなければ、科目等履修と複数免許取得を両方叶えることもできるでしょう。
履修登録の際にはそれぞれの組み合わせを考えて授業を組んでいかなければならないので、多少混乱します。

ここまで、簡単にではありますが、テンプル大学の科目等履修について私が感じたことをまとめさせていただきました。
少しでも興味がある方、やってみたいと思った方は、ぜひ明日にでもCIEに相談に行ってみていただけたらと思います。
テンプル大学にはブリッジ(Bridge)というシステムがあり、語学力に不安がある学生に向けたコースや授業も展開されています。
英語が全く話せない、もしくは苦手な状態からでも、科目等履修は可能です。

今現在初教で学んでいる学生の中で、少しでも興味があるという方はぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。