「この機会を通して教養を深めてください。受身ではなく能動の態度で聞くことで
将来につながる種を見つけられるかもしれません。」
という内容の開会の言葉で始まった私の研究全校発表会。
発表する側は、研究のまとめ方や発表の仕方に工夫を凝らし、
聞く側は、大事なところをメモを取りながら真剣に学ぶ姿勢が見られました。
【中学生の発表も写真や地図などを多く取り入れ工夫を凝らしています】
【高校生は社会や世界にまで目を向けたよりハイレベルなテーマでの発表です】
発表者の1人である1年生のインタビューでは、
「研究を進めていくうちに、興味がどんどん芽生えて好きなことをより発展させて調べられました。
思っていたより、緊張もなく落ち着いて発表することができました。」
聞く側にいた1年生のコメントでは、
「模造紙と違って、画面の色が変わったりして大事なところがよく分かりました。」
2年前の東日本大震災の影響で、今回が初めての参加となった3年生のコメントでは、
「先輩の発表は原稿も見ないで発表していて、まるで授業みたいでした。」
といった感想を聞くことができました。
発表者9人には記念の盾が贈られました。
校長先生からは、「学生道の2つ目『自分独自の研究を進める』にあるように、
今回の発表会は我が身に引き寄せた学びの場であった。
まとめの時期に全校で集まり、自分の成果を皆で共有できたことは
学びの発展につながった。」というお褒めの言葉も頂きました。
最後に今回の研究発表タイトルを一部ご紹介します。
中学生タイトル例:「日本人と消しゴム」
「美しき名城」
高校生タイトル例:「司法の犯罪を斬る!裁判員制度 1/67の確立」
「今すぐ!世界に伝えたい “Japanese Culture” 経済、そして平和のために」