4年生選択制研修旅行マレーシアコース 4日目

4日目は世界自然遺産にもなっているキナバル国立公園を訪ねました。

 

キナバル山は標高4,095mで、東南アジアの最高峰として知られています。
途中、標高1,200mにあるナバルマーケットを見学し、キナバル山をバックに記念撮影とお買い物をしました。
キナバル山の山頂は雲に隠れてしまうことが多いのですが、今日はラッキーでした。しかし、これからしばらくして雲におおわれ、その後は姿を見せることはありませんでした。
また、今日が木曜日であったため朝市が開かれ、通常はお土産が中心ですが、洋服や食料等の日常品を売るお店も多く出店しており、たくさんの買い物客で賑わっていました。

 

キナバル国立公園の最初は、ボタニカルガーデンの散策でした。ガイドさんにライターで簡単に火がともる木の実や漢方薬として地元の人が利用する植物を紹介していただいたり、ボルネオ島だけでも非常に多くの種類が存在するラン科の植物や食虫植物として知られるウツボカズラなど珍しい植物など多種多様な植物を見学できました。

 

その後、バスで移動し、世界最大の花として知られるラフレシアを見に行きました。ラフレシアは蕾の期間が9か月で、そのうち開花にいたるのは約3割、開花期間は5日間という植物で、咲いているところを見られるか心配だったのですが、2つの花を見ることが出来ました。

 

次に、第2次世界大戦中に日本兵によって発見されたというポーリン温泉に行きました。水着を着て泳いだり温泉や足湯につかっている人たちを見た後、原生林の中の急な山道を登り、地上から50mの樹上にかかった吊り橋を渡るキャノピーウォークを楽しみました。

 

夕食は、コタキナバルの近くにある海鮮料理のお店に行きました。民族舞踊のショーを見ながらおいしいお食事がいただけることで有名です。ショーの中にはお客の参加を募る箇所があり、昭和の生徒は全員がスマザウとバンブーダンスの2回に参加しました。吹き矢で風船を割るのに参加した生徒もいました。スマザウは昨日の交流会で歌ったサヤンキナバルにあわせて踊り、バンブーダンスも昨日の経験がものを言って、あまりためらうことなく積極的に参加し、一般のお客さんからも大きな拍手をいただきました。最後にダンサーの方と一緒に記念撮影をしていただきました。

今日は、歩いている最中に何度か雨が降りそうな時がありましたが、スコールは帰りのバスで移動しているときと夕食中に降ってくれたおかげで、すべて予定通り行うことができました。