時々、東京の日本橋三越本店に出店しています。
商品の紹介






工房くりじん
〒726-0005 府中市府中町692
(電話) 0847-41-2227 (FAX) 0847-41-7054
www.megaegg.ne.jp/~kurijin
kurijinw@ms5.megaegg.ne.jp
工房くりじんの代表、栗本徳子さんは、1970年英文科の卒業です。
卒業後、丸紅本社に就職し、真夜中まで契約調印のための書類の英文タイプなど
やりがいのある仕事をしていましたが、結婚後、家業であった広島府中市中心街にある店舗を
手伝いはじめました。
時代の流れで商店街が衰退する中、自分にできることは……と考え、平成元年にカルチャーセンター
と手作りの店をはじめたところ、パッチワーク、紙粘土、英会話等々、13 教室に生徒が集まり、
やがて府中商工会議所より、タンスの材料であるツキ板を使って何かできないだろうかとの話が持ち込まれました。
広島県の府中市は、婚礼家具の里として有名でしたが、タンスの売れ行きが次第に落ち込ん
できたことからの発案でした。ツキ板とは、天然銘木を 0.2 ㎜程度に削り、高級家具の表面に
貼りつける材料で、独自の技術です。
試行錯誤の末に、和紙と綿布を張付けたウッディシートを独自開発し、
ツキ板に、その和紙と綿布を貼ったものを細く切り、メッシュに編んでバッグに仕立てる
方法を作り出すことができました。
しなやかさと強さを合わせ持つウッディシートを木の風合いを生かしながら、
丁寧に織り上げていくと、オリジナルなデザインのバッグが誕生しました。
その後、数年間のうちにバッグの他にいろいろな製品ができ、「KJ」ブランドとして
製造販売をはじめました。「KJ」はお店の屋号「くりじん」から用いたものです。
ユニークな製品であることから「もの作り」として注目を浴び、広島県、日本商工会議所等
から支援を受けています。
テレビ、新聞等のマスコミに取り上げられ、全国的に注目されるようになりました。
子役の鈴木福君のお財布として、私が作ったコインケースがテレビで流されと時には、
本当に感激しました。