初夏・畑の主役たち [2018年05月21日(月)]

5月に入り、例年より気温の高い日が続き、草花や野菜たちには最良な季節になりました。
今年も畑の主役たちはすくすくと生育しています。
2月下旬頃から堆肥を入れ、土の栄養分の向上を行いました。3月から4月にかけ、土を起こし、夏野菜の種蒔き準備を行いました。

 

今年の夏野菜は、ジャガイモ(男爵)、インゲン、はつか大根、カブ、しょうがです。
ジャガイモは3月中旬に種付けを行い、生育におよそ90日から100日かかります。現在、白く可愛い花をつけています。6月下旬には労作で収穫予定です。

 

 

 

 

 

 

 

下の写真、左側の畝はインゲンです。インゲンは4月下旬に種蒔きを行い、7月上旬頃に労作で収穫の予定です。現在、大きな葉を付け、日光をたくさん浴びて、実を付ける準備をしています。
同じく写真、右側の畝が、はつか大根です。はつか大根も4月下旬に種蒔きを行い、6月上旬頃に労作で収穫の予定です。赤い実がとても可愛いと評判です。

 

 

 

 

次の写真、左側の畝がカブです。カブも4月下旬に種蒔きを行い、6月下旬頃に労作で収穫の予定です。
写真右側の畝が、しょうがです。こちらも4月下旬に種付けを行いましたが、収穫は8月中旬頃から11月上旬頃までと比較的長い期間に亘り、収穫できます。
8月頃に収穫するしょうがを、葉しょうが、秋口に収穫するしょうがを、根しょうがといいます。

 

 

 

 

どの野菜も、収穫後は世田谷キャンパスの調理実習などに活用される予定です。

畑の主役たちの生育を見守り、無事収穫を迎えるまで、自然とのたたかいが続きます。

「茶窓」から [2018年05月12日(土)]

「夏も近づく八十八夜」で始まる「茶摘み」歌のように、まさに今が旬の新茶の季節です。今年の八十八夜は、2月4日立春から数えて5月2日が茶摘み時期になりますが、東明学林では例年5月10日前後の学寮労作で茶摘みを実施しています。

今年の茶摘みは中高3年生林間学寮の労作で実施しましたが、3月、4月の天候に恵まれ、気温が高かったことから桜の開花が早かったように茶葉の生育状況も例年より早く、収穫量が昨年に比べると、約半分の収穫となりました。収穫に携わった生徒の皆さんご苦労様でした。           ≪東明茶舗より≫

【茶摘み風景】

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

早咲き!満開!のつつじ [2018年05月07日(月)]

 

 

 

 

 

 

 

 

例年、つつじは5月に入ってから立夏を迎えてほぼ満開になり、これを境に暑くなってくるなあ、と

実感するのですが、今年、東明のつつじは4月26日頃、7~10日早く満開になりました。

全国的にも桜に始まり、開花は早かったそうです。これは3月下旬から気温が上がったことが

原因といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

明のつつじは、41年前の開寮時から学生・生徒等の労作により植栽され続けました。

現在約2,4002,500本植わっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日は、林間学寮の中学1年生がつつじの前で集合写真を撮ることができました。

久しぶりに満開のつつじを観ることができ、先生方も生徒も大喜び。

花言葉に「慎み」「節度」の意を持つつつじ。たくさんあると派手に見えますが、

一輪のつつじは、シンプルでかわいらしい花ですね。

 

 

ひろげひねりひらめく [2018年04月23日(月)]

前のめり

まんまるに咲く、スノーボールとも呼ばれるテマリカンボクも、僕のお気に入りのひとつです。まんまるなところに、親近感を覚えるからでしょうか。僕流分類学だと5月に咲く花木なのですが、今年は前のめりに半月以上も早く咲き始めました。前向きな姿勢は良いけれど、急いてはならぬと示してくれた気がしています。

 

 

 

 

 

 

工夫して

歌にもあるヤエザクラが咲いています。僕調べだと、関山という品種と思われます。葉が花を守る傘のようについていることに初めて気がつきました。だからヤエザクラは、ソメイヨシノに比べて花の期間が長いのでしょうか、それぞれの工夫が見えて、感動してしまいます。

 

 

 

 

 

 

骨のある

やわらかい新芽があちこちで出てきて、東明も春の色がついてきましたが、中でも嬉しいのは、害虫対策のために季節外れに強く剪定したクリに、新芽が出たことです。太陽に透かして見ると、やわらかな葉に魚の骨のようなスジが見えて、触ると壊れちゃいそうでも、しっかり芯がある力強さを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

スイセンのつぼみを初めて見ました。つぼみは、その後の様子を想像する楽しさがあるので、大好きな瞬間です。

 

 

こたえはひとつでない

ピアノも年を重ねる。 [2018年04月09日(月)]

東明学林には 現在2台のピアノがあります。

 

学寮研修の開寮式・閉寮式では、ピアノの伴奏に合わせて校歌斉唱をすることも多く、

開・閉寮式以外でも、

授業やオリエンテーションで歌を唄ったり、

自由時間にお友達同士で連弾をされていたりと、

長い年月、活躍しているピアノです。

 

毎年この時期、4月の学寮研修がスタートする前に、2台のピアノの調律を行っております。

人と同じでピアノも年齢を重ねて行きます。

温度や湿度に敏感なピアノは、環境の変化や微細な埃などの影響を受けながら、じっと耐えています。

良い健康状態を保つためにも、定期的なメンテナンスが必要になります。

調律は、ピアノの”健康診断”とも言えますね!

今回は、毎年ピアノの健康状態を見て下さっている調律師の方に、色々お話を伺うことが出来ました。

 

1台目は大教室のグランドピアノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「YUNG CHANG」製であるというこちらのピアノは韓国製で、

試行錯誤されながら作られたものであることがすぐに判り、

とても大層で 立派な代物でありながら、

その反面、 ”とても調律しづらい”印象があります、というお話でした。

繊細な音律と向き合いつづけて下さること3時間。グランドピアノの調律が終了!

 

もう1台は、食堂のアップライトピアノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは窓からの明るい陽射しを受け、開放的で広い食堂の中にございます、

「YAMAHA」製、KAISERというブランドのピアノです。

調律師の方曰く、

『だいぶ古くて・・・。(笑)

けれど、初めて調律に訪れた時より、今の方が音が落ち着いているんです。』

とのことでした。

 

昭和53年に初めて東明学林で調律をされた記録がありましたので、

このピアノも東明学林と共に40年を歩んできたこととなります。

 

ピアノは1台1台が持つクセを見極めて、きちんと毎年向き合ってあげると、

不思議と音が落ち着いて来る(良い音が出るようになる)のだそうです。


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

きちんとメンテナンスを続けていれば、それだけで何十年と生き続ける長寿の楽器です。

そのためには、ピアノを弾いてくれる方と、ピアノを守ってくれる方、両方が必要なのですね。

こうして大事にされているピアノは、たとえ年を取っているからといって、劣化しないのです。

むしろ新品に負けないくらいの、素晴らしい音色と耐久性を兼ね備えた、良いピアノと呼べます。

 

今回は 40年間、誰よりも長く、この場所にいてくれているピアノに着目してみました。

まもなく新年度の学寮研修がスタートいたします。

今年も清らかな皆様の歌声にのせて、負けないくらい美しい音を奏でてくれると思います。

 

新年度も、よろしくお願い致します!

 

春が来た! [2018年04月03日(火)]

 

日中は暖かな春の日差しが心地よく感じられるようになりました。

東明学林内を歩きますと、たくさんの素晴らしい自然が春の訪れを知らせるように芽吹き、

花を咲かせています。

新年度を迎えた皆さんの学びの場となる東明学林の様子を紹介します。

◇ 桜咲く東明学林

正門前                         黎明の碑前


 

 

 

 

 

 

 

 

◇ 寮棟に向かう富士見坂に咲く花

「著莪(しゃが)」          「菫 (すみれ)」

 

 

 

 

 

 

「野いちご」                        「タンポポ」


 

 

 

 

 

◇ 綺麗になった池、その周辺の花

池を清掃し、全ての水を入れ替えました。綺麗になった水の中で、鯉が春の暖かさを感じ

気持ちよさそうに泳いでいます。


 

 

 

 

 

「ローズマリー」                 「紅と白の椿」              「菜の花」

 

 

 

 

 

◇ 収穫を待つ「夏みかん」「お茶」「椎茸」

たわわになった夏みかん、皆さんに収穫をお願いする予定です。


 

 

 

 

 

美味しいお茶が収穫できるよう施肥や下草刈りなど手を掛け、新芽が出た頃、

皆さんに茶摘みをお願いする予定です。

 

 

労作で榾木(ホダギ)に打ち込んだ菌が成長し、収穫真っ盛りです。

学園祭で乾燥椎茸として販売する予定です。

 

 

 

 

◇ 心癒す「竹林」

ほっと一息つきたい!自然に触れて癒されたい!

心落ち着くスポット、竹林の様子です。

竹取りの道も歩きやすく改修されました。

 

是非、散策していていただき、素晴らしい自然を楽しんでください。

皆さんのお越しをお待ちしています。

 

畑の野菜たち・実りの準備 [2018年03月28日(水)]

三寒四温、寒い日、暖かい日を繰り返し、春がやってきました。

東明学林も桜をはじめ、菜の花など色とりどりの樹木や草花に囲まれています。

 

 

 

 

 

畑も春、新年度の準備を進めています。
堆肥を入れ、土起こしを行い、整地、じゃがいもの種芋を植えました。

 

 

 

 

 

 

 

昨年末、山からの獣に荒らされ、被害を受けた畑、対策として、電気柵を設置しました。
畑の周囲に電線を張り、電気を流し獣の侵入を防止します。

 

 

 

 

 

 

 

新年度から、自然との攻防となります。

また、新年度からの東明学林のブログをよろしくお願いいたします。

 

東明学林  畑担当  川口

 

シャワー室の改修工事を終えて [2018年03月18日(日)]

2016年の大浴室の改修に続き、今期念願のシャワー室の改修工事を終えました。

ブースの数は以前と変わりはありませんが、壁、床、カラン、ブース、カーテンと全て一新し、以前のシャワー室から生まれ変わり、使用する学生皆さんが快適な時間を過ごせますように、特に色彩とシャワー器具に趣を置き改修に臨みました。以前のタイル張りの床から衝撃吸収性や接触温熱感に優れた浴室床シート、スライドバー式のセルフストップ付きシャワーバス水栓等、リニューアルしたシャワールームの紹介をしたいと思います。

【改修後のシャワー室】

 

 

 

 

 

 

 

ひそやかな奮闘 [2018年03月12日(月)]

格闘

危ない仕事のひとつにヒノキの剪定もあります。東明学林では、土留め代りに植えられたようで、ちょっとした崖地にあるので、樹にしがみつきながら樹と崖があわさった高さの恐怖との格闘になります。でも、山崩れ防止と高さを抑えるために必要な仕事なんです。

 

 

 

 

 

 

耐雪

雪に耐えて梅花麗しという言葉がありますが、梅に限らず冬芽は、冬の寒さや乾燥から、はっぱやつぼみを守るために樹がそれぞれ工夫して身につけたものです。ジューンベリーの冬芽は、毛をつけて守っているようです。厳しい環境を耐え忍び、春が来て目に見えて芽が動き始めると、生きている。そう感じるので、自然て素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

革命

耕運機は、回転する爪で畑の土を耕すものですが、稀に花壇にも登場します。日頃花壇は、手作業で耕していますが、耕運機で耕すと土の様子が全く違うので、技術の革命的な進歩を感じます。操作をしているとライダー気分になれるので、嫌いじゃありません。

 

 

 

 

 

 

 

タチツボスミレも咲き始めました。冬の雪や厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、美しい花を咲かせられるのでしょうか。

 

 

眼前の小利にとらわれない  佐藤直樹

「如月」の由来 [2018年02月26日(月)]

2月は旧暦で「如月(きさらぎ)」と呼ばれています。

大寒を過ぎたこの時期は、「寒の戻り」でまだまだ気温が低く、

人々が寒がり「衣服を更に着込む」ことから、「きぬをさらにきる=衣更着」、

そのような由来から、「きさらぎ」と呼ばれるようになったという説が有力だそうです。

その他にも、日を追うごとに陽気が春に近づき、気温も暖かくなることから「気更来」、

草木が芽生え、張り出し始める季節ということで、「生更木」と綴られる例もあるそうです。

小さい頃は、「睦月、如月、弥生、卯月・・・」と何の気なしに覚えているだけでしたが、

それらの意味や由来を探ってみると、なかなか面白いですね。

 

そして2月は、「梅月(うめつき)」 「梅見月(うめみづき)」という異称も持っています。

丸く可愛らしい蕾をふっくらと膨らませた梅は、

雪が降っても、寒さに耐えながら、”春を告げる花”として、サクラへバトンタッチをする役目をしてくれています。

東明職員により剪定された梅の樹木です。

手首ほどの太さの切り口には、お薬(殺菌剤)を塗ります。

切り口が大きく、自力で傷口をふさぐことが出来ない木には、

雑菌や害虫など 外敵に侵されるリスクを減らすために、お薬で傷の癒合を促進してあげるのだそうです。

1本1本の枝に光をたっぷり取り込んで、実をたくさん付けるために、

「頑張ってね!」と、傷口を撫でてあげたくなりました。

剪定された梅の小枝さんです。

まだ小さな蕾がたくさん付いております。

大切に、大切に。

小さなこと、小さな息吹を 、大切に。

一年で一番寒い月、そして一番短い月。

2月は本当にあっという間に過ぎてしまいますね。

今年は雪が降る日もあったのですが、どさっと積もることはありませんでした。

 

もう、春は目前ですね!

3月は、「弥生」。

「弥生」の語源や由来も、じっくり調べてみようと思います。

今年は、”梅” や ”サクラ”の花びらを押し花にしてみるのも素敵かな、と。

ワクワクした気持ちで、春を待ちたいと思います。

 

 

大髙