プロジェクト「フリーズドライ発酵おからを利用したアレンジレシピ開発〜フードロス問題への取り組み〜」が始まりました。
食安全マネジメント学科、管理栄養学科および健康デザイン学科の参加希望学生30名が学科横断的に取り組む2025年度後期開講の健康美プロジェクトです。
株式会社コスモス食品様(兵庫県三田市)と昭和女子大学とがいっしょに取り組む産学連携プロジェクトは3年目です。
今回、フリーズドライ製法を利用した「おから粉末」を使ったレシピ開発を通して、フードロスの現状に関心をもつことを目的としています。おいしいフリーズドライ商品の開発から製品化を専門とする株式会社コスモス食品様から、フリーズドライのおから粉末を提供していただきます。
10月15日のプロジェクトのスタートを記念して「Nipponおからプロジェクト」主宰の高橋典子先生に特別ゲストとしてお越しいただきました。おからの新しい食べ方や使い方の提案に取りくまれている高橋先生は、NONNON cooking salon でも活躍される「おから料理研究家」です。おから料理のプロから学生にアドバイスを提供して頂けることは大変心強いです。高橋典子先生のFacebookとInstagramに今回の授業の様子が紹介されていますので、ぜひご覧ください。
豆腐や豆乳など、大豆を利用した商品は、日本人に慣れ親しんだものですが、副産物である「おから」の廃棄が多いことは課題となっています。「食」に関わる食健康科学部3学科が、プロジェクトを通して、フードロス問題に関心をもち、おからの利用に取りくみます。
デモンストレーション実習を10月29日に行った後、学生によるレシピ開発が11月から始まります。完成したレシピと試作品の披露は12月24日です。女子大学生ならではの柔軟な視点と斬新な発想が盛り込まれたアレンジレシピを楽しみにしています。