こんにちは。3年のN.E.です。
今回は必修科目のコンシューママーケティング論で「世界の食潮流」をリサーチしている株式会社TNCの小祝社長のゲストレクチャー内容と感想をご紹介します。
今回講義をしていただきました小祝先生
レクチャーではプラントベースミート、ネクストシーフード、ボタニカル、心の健康、五感訴求、サステナビリティなどをキーワードに国内外の商品・サービス紹介と合わせてお話していただきました。
特に私の印象に残ったのは「心の健康」のキーワードで紹介されていたアメリカ の「夜用アイス」です。
これは、一般的なアイスとは異なり多量の砂糖、脂肪分やカフェインなどの成分や人工甘味料を排除し、代わりに睡眠機能に働きかけるミネラルやアミノ酸が使用された商品です。
いつも食べているアイスで、睡眠の質を高めようという発想に驚き、柔軟な思考を持つことの大切さを感じました。
日本ではアメリカほど夜にアイスを食べる人は少ないと思いますが、アイスではない食品で睡眠の質を高めることを試みれば新たな市場を開拓できるのかも?と考えました。
レクチャーの最後に小祝先生に直接質問をさせていただきました。今回の講義を通して、「今後プラントベースミートが徐々に日本で浸透していくと良い影響があると思った一方で、プラントベースミートが浸透していくことで、畜産を営んでいる人々の仕事が奪われてしまうのではないか」、という懸念を抱き、質問としてぶつけました。小祝先生は「確かに向かい風ではあるが、これまで培ってきた経験値や技術力をベースにしていく中で事業を変革し、新しいことを取り入れるべきだ」と答えてくださいました。
この回答を聞き、実際、時代の変化で必要なものも変わっていくため、その時代に合ったものを創ることとその為の柔軟な思考力が重要だと気づきました。
この講義を通して、得た世界の情報や今後必要な力などのたくさんインプットをこれからの自分に活かしていきたいと思います。
小祝先生、未来を見据えたご講義をありがとうございました。