生理学実験「味覚のしくみ」おいしい実験☆

 

 

こんにちは!2年のR.H.です。

生理学実験の第4回「味覚生理」10月25日では、山本隆教授(畿央大学名誉教授、大阪大学名誉教授)に外部講師としてお越しいただきました。山本先生は「おいしさ」と「味覚」に関する研究をされており、専門は生理学、神経科学、味覚生理学、食行動の脳科学です。

この日の実験では、味覚感受性の測定、うま味の相乗効果、味を変える物質(お楽しみ実験)の3つを実施しました。うま味の相乗効果では、特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンター様から「うま味」に関する冊子を提供して頂きました。ありがとうございました。

昆布だしとかつおだしを単体で味見をした時はいつもの味だなとしか思いませんでしたが、2つを混ぜると、うま味の相乗効果が働き、さらに美味しく味わうことができました^^
日本の科学者池田菊苗博士によってうま味が発見されたのは1908年ですので115年が過ぎました。うま味を利用することで、私たちはいつもの料理をおいしく食べられることを学びました。
3つ目の実験では、ミラクルフルーツという一時的に味覚を変えることができる果実を使いました。とても酸っぱかったレモン汁がミラクルフルーツ摂取後では甘く感じてびっくりするぐらい美味しかったです♪
各自が持参した酸っぱいものを食べましたが、もずく酢や梅干し、グレープフルーツなど、全てが甘く感じたみたいです!びっくりですよね><
ミラクルフルーツがあればどんな酸っぱいものでも食べる事ができると思うので、これからの生活に役立つかも…!なんて思います!笑
昨年履修した調理学で官能評価を行ってから味覚の感受性について興味を持ち始め、様々な食品メーカーや企業のサイトを見ては研究開発やその企業が行う官能評価について調べていました。今回の実験では、普段の小泉先生の講義に加え、外部講師の山本先生から味覚についてお話を詳しく聞くことができ、味覚への関心・興味がさらに深まりました。終始ワクワクが止まらない、有意義な時間を過ごすことができました。
将来の夢はまだ曖昧ですが、食品関係のお仕事に携わりたいという気持ちはさらに強くなり、これからの勉強のモチベーションを上げることができました。これからもお勉強頑張ります><///