食安全マネジメント学科では、食品専用3Dプリンターを使ったフードデザインに取り組みます。オープンキャンパス(6月23日、7月21日、8月17日及び18日)でお披露目できるように準備が始まりました。
今回、私たちが取り組む3Dフードプリンターは、スペインを拠点とするNatural Machines社のFOODINIです。
食材ペーストが立体または幾何学模様としてプリントされることで、味覚と視覚の両方で新しい体験をもたらします。たとえば、嚥下(えんげ)や咀嚼(そしゃく)が難しい摂食嚥下障害の方や高齢者は、飲み込みやすい食事(嚥下食)が必要です。しかし「おいしく安全に食を楽しむ」ための課題は尽きません。
食のパーソナライズに対応する3Dフードプリンターは「現在と未来の食」の可能性を押し上げるものとして期待が高まっています。
また、3Dフードプリンターは、未来の食の可能性を広げるフードテックの一つとして注目されています。人口増加、気候変動、環境問題、食糧不足や食品ロスなど、食領域の社会課題の解決に向けて、食安全マネジメント学科は取り組みます。