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2010年2月

  • 2010年2月26日

春一番

(2月18日 昭和の泉から光葉庵、学園本部館方向を撮影)  東京にも春一番が吹いて先週の雪はいずこ、である。  春は卒業や旅立ちの季節でもある。17日夜、緑声舎のお別れ会があった。私も学生時代寮で生活したことがあるが、はじめて故郷を離れ寮で生活を経験してきっと学生たちは大きく成長したと思う。昭和女子大学では、親元から通えない1年生は原則として寮で生活することになっていたが、来年度からは希望者だけと […]

  • 2010年2月15日

春節のころ

 西行の「その如月の望月のころ」は旧暦で、大分季節は違うが中国は2月14日が春節で、観光客、買い物客が東京にも多数見えているらしい。  一年生必修の「実践倫理」の授業も2月10日で最終回。ぜひ素敵な女性になってほしい、世の光となる力を持った女性になってほしいと願い、自分としては言うべきことを言ったつもりである。後で、一部分でも思い出して「そうだったのか」と伝わるといいのだが。卒業までに彼女たちが大 […]

  • 2010年2月6日

光の春

 2月4日は立春で陽の光は力を増してきている。この冬一番の冷え込みの中B日程試験が行われた。付添いの保護者にご挨拶に行くと、受験生もいて最後の追い込みをしていた。  3日火曜日の授業の最後に、かわいいアヒルのボックス入りのウェットティッシュをもらった。1時間目の授業で「眠るな!」とずいぶん注意したが、熱心に聞いてくれる学生もいた。  5日受付の前にお雛様が飾られ、急にその空間が明るく華やぐ。ブリス […]

  • 2010年2月1日

梅が香

 まだ寒の内と言うのに梅の香りがどこからか薫る。1月26日は女性文化研究所の120回の研究会で「八代集と梅香歌」と題して日本語日本文学科の胡秀敏准教授の発表を聞く。「月やあらぬ」の業平の歌の詞がきには梅ともさくらともいっていないのに、後世の歌は梅が香、昔の恋人の連想の約束ごとで詠まれているなど、久しぶりに雅な世界に浸る。  27日は入学試験委員会でA日程試験の合格者、補欠を決定し受験生に通知。   […]