海外交流

 28日(月)、健康診断は昨年よりほんの少しだが体重を落とすことに成功したので気持ちがよい。午後NPO昭和の理事会。認定こども園も、男女共同参画センターもすべての事業で黒字を達成できたのはありがたいが、その分少しでも頑張ってくれた従業員の人たちに還元したい。社会的企業・・・利益を目的とするわけでなく社会に役に立つ仕事を持続的に続けるためには、働いている人に犠牲を強い続けてはいけない。

 29日(火)は授業2コマのほか人事の打ち合わせ、女性文化研究所の研究会。都河明子さんに東大の男女共同参画への取り組みを話してもらう。あの古い組織も変わりつつあるのだと実感。島田淳子先生(本学短大元学長)の女性科学者を支えたご経験談にも感動。夕方渋谷で土木系中年男性諸氏との会合の後、銀座で各分野で働く3,40代の女性達の会合。女性達は勢いがあり意欲的。

 30日(水)は西江大学の申先生来訪、短期交流の修了証を出すが学生たちも質が高く日本語であいさつ。

 1日(木)はボストンのシモンズ大学のパトリシアとフィッシュさん。特別講義として英コミの学生たちに通訳なしでアメリカのNGOについて話してもらう。日銀の広報誌取材。ソウル女子大学の短期交流学生に修了証をわたす。こちらは日本を知ってもらうはじめの一歩のプログラムである。カナダの女子大からも交流の申し込み。

 朝の通学路の混雑が限界に来ているので、時間限定・学年限定で西門通学を試行する方向で学生部長と話し合う。ご近所の住民からクレームがつくというのだが、マナー厳守で試してみよう。学生への喫煙アンケート。喫煙はもう各人がマナーを守って、とか女性の将来の妊娠出産に悪影響を与えるからダメとかというレベルでなく「根絶すべく社会が真剣に取り組むべき悪習」と位置づけが変わったことを、みんな認識しているのだろうか。賭博もしかり。「バンキシャ!」という番組で元東京地検特捜部長氏が相撲関係者にやけに物分かりがよかったが、それが甘えを助長してきたのでないかと思う。自分を甘やかすのは、自分を大切にすることではない。