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ブログ

  • 2011年5月9日

昭和ボストン創立記念日

(写真左から、平尾新理事長、筆者、プロボスト昭和ボストン学長)  5月1日(日)に昭和ボストンに着いた。今回の旅の特記事項はシカゴの入国審査が第一番で待たなくて済んだこと。いつも長蛇の列で、1時間近く待たされたこともあるので驚いた。  ボストンは八重桜、マグノリア、エニシダなどの花が咲き乱れ、透き通る若葉が萌えて本当に美しい季節である。30年前、私がコロキウムで発表したのもこの季節だったとルーシー […]

  • 2011年4月30日

創立記念式典

 4月30日(土)は創立91周年記念式典。新しい理事長に代わり、少し進め方が変わったが、学園の歴史は人見名誉理事長が話される。  式典終了後、成績優秀者奨学金を受ける人たちに一人一人賞状を上げる。卒業式でもそうなのだが、こんな時に明るい顔でにこっとしてくれる子は感じがいいが、ぶすっとしている子は、これからの人生でも苦労するのではないかよけいな心配。親御さんたちは本当に喜んでおられる。  25日(月 […]

  • 2011年4月25日

新理事長体制始動

 18日(月)、理事長・副理事長、附属各校の校長、が集まり、学寮研修をどうするか検討。 教員、学生に納得していってもらわなければ効果も上がらない。各学科から出してもらった意見のうち、非常用備品の確保や避難マニュアルなど対応できる準備は整えるようにするが、「不安感」が一番対応しきれない。今後5年以内にM8.5以上の地震がある確率が高いといわれているが、5年間何もしないわけにはいかない。  準備を整え […]

  • 2011年4月19日

授業開始

 4月11日(月)から授業を開始。WEB履修登録を一年生もちゃんと使いこなしている。  授業中にも余震が時々ある。4月からは心機一転と思っているのだが、これだけ余震が多いと、教員も学生も保護者も不安になる。交通機関は遅れはしても動いているし、計画停電は夏まで実施しないことになったし、実害はないのだが、不安感をどうすればよいか。一年生全員を集めて行う実践倫理の授業は地震で揺れたときの対応、避難経路を […]

  • 2011年4月11日

新年度始動

 4月4日(月)からは新入生のオリエンテーション。各学科の新入生が、輝く緑と花が咲き乱れる中を上級生の案内でキャンパス・ツアーをしている。「今年ばかりは墨染に咲け」と思っていたがやはり満開の桜は、どんな災害も悲劇も忘れさせてしまうほどの華やかさである。  NHKラジオ第二放送で「働くということ」の放送が始まる。いつも自分の声を聞くと穴があったら入りたいが、テキストの内容は思うことを書かせてもらえて […]

  • 2011年4月4日

入学式

 東日本大震災、原発事故で落ち着かないなか1473名の新入生を迎え入学式を挙行する。  入学式とりやめ、授業開始延期という大学も多い中、あえてこの時だからこそ教育機関としてなすべきことをなすという決意を伝える。特別の時だからこそ将来に夢を持ち、その夢を実現する力を身につけるべく研鑽してほしい、自己保全・生活防衛に走らず、品位を持って行動してほしいと強調。平尾新理事長は昭和学園の歴史と理念と現代社会 […]

  • 2011年3月28日

卒業のつどい

 3月27日(日)、風は冷たいがうららかな晴天。卒業式はなくなったが各学科で学位記を渡す。学生は袴や振り袖もほんの少しいるが、普段着、式服と様々な服装が混在。私も迷った末、黒のスーツに青のスカーフ。  10時45分から2時半ごろまで、短大専攻科食物科学専攻から始まって、初等教育学科、生活機構研究科の博士課程、福祉の修士課程、心理学科、福祉環境学科、歴史文化学科、生活環境学科、日本語日本文学科、現代 […]

  • 2011年3月22日

卒業式中止

 18日(金)、副学長や学生部長が卒業式の中止を求めてこられる。私は余震もかなり収まり、昭和女子大学は計画停電の地域に含まれていないし、交通は無理をしないで来られる人だけを対象に、地味に、しかし心をこめた卒業式をしたいという気持ちが強い。だからこそ延期したのだが、各大学が軒並みに中止を決め、中心的な先生方が反対しておられるのを押し切って決行するだけの強さがない自分が嫌になる。しかし、原発がどうなる […]

  • 2011年3月15日

卒業式の延期

 地震と津波の後もう4日経つが、福島の原子力発電所の事故が東京電力の供給力に深刻な影響を与え計画停電を行うことになった。決定が遅くまたころころ変わるので、交通機関が混乱し、社会生活は大幅に乱れている。参加予定だった今晩から今週のいろんな会合が中止、延期という知らせが続々届く。金子副学長は、在来線は運休だが新幹線が動いたので登校、学長秘書の菊地原さんはモノレールの駅まで自転車で1時間20分、それから […]

  • 2011年3月14日

東北地方太平洋沖地震

 3月11日(金)午後2時46分、あれ地震かなと軽く思っていたら、揺れが数分間も続き、ただ事ではない。私は揺れが収まった後、予定通り、センチュリー財団から美術品を寄贈されるのに対して感謝状を差し上げてから外へ出たが、学生、教職員もみな外に避難している。授業はない時期だったが学内に500人近くの学生、教職員がいたがみな無事でほっとする。ナースリー、子育て広場、一時保育もみな無事。世田谷キャンパスの建 […]