• 2010年4月12日

新歓オリエンテーション・夕食会

 私の通勤路も桜が満開から花吹雪へと移り美しい。先週は新入生のオリエンテーションが各学科で行われた。朝の通学時間帯に他大学のクラブへ勧誘する学生がチラシを配っている。私が学生のころ(大昔ですが)も同級生の男子学生たちはせっせと女子大生を合コンに誘っていたのを思い出す。  夕方5時半から7時まで毎日3学科ずつ新入生歓迎夕食会がおこなわれているので、ソフィア(学食)、大会議室、中会議室と3会場を回る。 […]

  • 2010年4月6日

入学式

 4月3日は入学式。昨日の朝の強い風と雨に耐えた満開の桜が新入生を歓迎してくれる。  午前中は人間文化学部と生活科学部の1011名、午後は大学院生、人間社会学部、短期大学部等の633名。土曜日のせいもあるがわが子、わが孫の晴れの場を共有したいという保護者の方が多く、午前の部は記念講堂に入りきらず、100名以上にグリーンホールにいっていただく。午後の部は2階席に少し空席がある程度だった。前奏のトッカ […]

  • 2010年3月23日

国際化

 ハーバード初の女性学長のファウスト博士が来日された。前任のサマーズ学長の「女性は科学者に向かない」という発言が物議をかもした時に私もガバメントスクールの研究員として滞在していただけに「ついにハーバードも」と感慨深い。(ちなみにMITも女性学長である)彼女は歴史学者で南北戦争の専門家である。就任後初めての来日で昨年秋からスーザン・ファー氏やアンドリュウ・ゴードン氏が準備に心を砕いていた。   (写 […]

  • 2010年3月19日

卒業式

 今週は充実し、かつ忙しい日が続いたが、最大のイベントは16日の卒業式だった。  大学にはいろんな行事があるが、卒業式は入学式と並んで最も重要な式典である。学生たちは大学院、学部、専攻科、短大それぞれの昭和女子大学での勉学を終えて、人生の新しいステージに踏み出す。わたしも自分でできるだけのことをして、卒業生を祝う気持ちを表そうと努めている  その一つが学位記、修了証書を一人ひとりに手渡すことである […]

  • 2010年3月12日

両立力

 昨日今日と春らしい陽気となったが、花粉は「非常に多い」らしく、マスクをしている人が目につく。  今日3月12日は3月期入試。今年度最後の入試である。今年は新しい学科の開設はなかったが、昨年に比べ19.1%増と受験生が増えてうれしい。入学手続きをしてくださった合格者の割合も予想以上に高い。昭和女子大学が全員でよい教育をしようと取り組んでいることが少しずつ理解されている何よりの指標である。  10日 […]

  • 2010年2月26日

春一番

(2月18日 昭和の泉から光葉庵、学園本部館方向を撮影)  東京にも春一番が吹いて先週の雪はいずこ、である。  春は卒業や旅立ちの季節でもある。17日夜、緑声舎のお別れ会があった。私も学生時代寮で生活したことがあるが、はじめて故郷を離れ寮で生活を経験してきっと学生たちは大きく成長したと思う。昭和女子大学では、親元から通えない1年生は原則として寮で生活することになっていたが、来年度からは希望者だけと […]

  • 2010年2月15日

春節のころ

 西行の「その如月の望月のころ」は旧暦で、大分季節は違うが中国は2月14日が春節で、観光客、買い物客が東京にも多数見えているらしい。  一年生必修の「実践倫理」の授業も2月10日で最終回。ぜひ素敵な女性になってほしい、世の光となる力を持った女性になってほしいと願い、自分としては言うべきことを言ったつもりである。後で、一部分でも思い出して「そうだったのか」と伝わるといいのだが。卒業までに彼女たちが大 […]

  • 2010年2月6日

光の春

 2月4日は立春で陽の光は力を増してきている。この冬一番の冷え込みの中B日程試験が行われた。付添いの保護者にご挨拶に行くと、受験生もいて最後の追い込みをしていた。  3日火曜日の授業の最後に、かわいいアヒルのボックス入りのウェットティッシュをもらった。1時間目の授業で「眠るな!」とずいぶん注意したが、熱心に聞いてくれる学生もいた。  5日受付の前にお雛様が飾られ、急にその空間が明るく華やぐ。ブリス […]

  • 2010年2月1日

梅が香

 まだ寒の内と言うのに梅の香りがどこからか薫る。1月26日は女性文化研究所の120回の研究会で「八代集と梅香歌」と題して日本語日本文学科の胡秀敏准教授の発表を聞く。「月やあらぬ」の業平の歌の詞がきには梅ともさくらともいっていないのに、後世の歌は梅が香、昔の恋人の連想の約束ごとで詠まれているなど、久しぶりに雅な世界に浸る。  27日は入学試験委員会でA日程試験の合格者、補欠を決定し受験生に通知。   […]

  • 2010年1月25日

A日程試験

先日の暖かさで梅がほころび始めたが、今日は寒い冬型の晴天の下、本学A日程試験が行われた。昨年より受験生が約15%増え、受験付添いの保護者への挨拶の際、昭和女子大へ進学したいと出願してくださったことにまず感謝したが、期待に応える教育をするのが一番大事である。  先週はいつもの授業に加え、20日に全学科1年次生必修の「実践倫理」を担当した。 「女性と法律」と題して、憲法から始まって民法・公職選挙法・D […]