タマサート大学との協定調印式

本日10月15日、タイで長い歴史と伝統のある国立大学、タマサート大学と交換留学などの学生交流のための協定を結びました。
本学からは平尾理事長と坂東学長が参加し、タマサート大学のソムキット総長をはじめ、国際関係室や関連学部の方々に囲まれ、盛大な調印式となりました。

タマサート大学のソムキット総長からあたたかい歓迎のお言葉をいただいた後、坂東学長からはこの協定をきっかけに両大学の交友関係を深めていきたいとの抱負が述べられ、終始和やかな雰囲気の中で調印が行われました。
タマサート大学は、平尾理事長が昨年訪問され多くの旧友をお持ちの大学であると同時に、昭和33年に本学で学んだタイの留学生の出身校でもあることで、非常に繋がりの深い大学といえます。
今回の調印を機に、この縁をさらなる交流深化に繋げていきたいと、平尾理事長からも熱いお言葉がありました。

タマサート大学には日本語学科があり、毎年30名以上の学生が日本に留学しています。
今年本学で行われたSWU Summer Programにも一人の学生が参加してくれましたが、今後は短期プログラムだけでなく、1学期以上の交換留学で学生の受け入れを強化していく予定です。

また、タマサート大学には英語による授業で構成されているInternational Programが多数あり、世界中の留学生がタイ語はもちろん、東南アジアの文化や歴史を学んでいます。
本学にとっては欧米以外で英語留学ができる協定校として、多数の学生を派遣できることを期待しています。

留学生向けプログラムは大半は、バンコクの中心街にあるタープラチャンキャンパスで開講されています。
王宮や寺院、チャオプラヤ川に囲まれたこのキャンパスでは、タイの歴史を間近に感じられるだけでなく、近代的な図書館や自習施設が充実しており、じっくり学ぶことができる環境が整っています。

今回の協定を通じて、両大学の学生が新たな可能性を発掘し、交友関係を深めることで未来のタイと日本を担う人材となり、世界を舞台に活躍してくれることを願っています。