軽井沢合宿3

9月27日(火)

11:00 軽井沢駅集合

石井先生おすすめの“おぎのやの釜めし”

益子焼の容器が売り(・・)の峠の荻野屋の釜めし。なんと、今は、紙容器の釜めしがありました。早速購入。コンビニ風のお店でしたので、その場で温めていただくこともでき、ラッキーでした。軽くて持ち運びに便利で、食べたら燃やすごみとして捨てられます。エコだな~、と考えて購入したのですが、ん?これは本当にエコなのか。重くて食べた後の使い勝手に悩む益子焼ですが、インターネットを見ると今は、このおぎのやさんの益子焼容器の使い方を見つけることができます。そして、実は益子焼のような陶器は、陶土を原料としているため、再生が可能であることがわかりました。最近はRe‐食器として販売しているようです。石井先生のおすすめのお昼ご飯から、リサイクルについて考える機会をいただきました。(理科教諭としてありがたい問題提起でした。)

 

13:05~ 友野先生 <家庭教育とライフデザイン教育>

「教育言説の枕詞」で始まる授業の流れに感心しました。内容も、教育言説という言葉は普段使わないので、授業のはじめからノックアウトでした。私たち教員は日頃からこの「教育言説の枕詞」に踊らされるとでもいいましょうか、このことばさえ知っていれば教育を知った顔をしてしまう、なんとも浅はかな気がしました。「今の子ども」という言い方をするような年になったような気がします。自分だって、昔は「今の子ども」でした。

 

14:50~ 白數先生 <STEM教育とものづくりの日米比較>

座学の前に施設の庭に連れていっていただきました。課題は「なぜを見つけること」でした。普段から「なぜ」を考えていないため、気づくと知識ばかりに頼る自分がいました。右の写真は、キツツキが木をつついた後です。あちこちに見られましたが、よく朝にきこえる音を今回の滞在中には聞くことができませんでした。「なぜ」でしょうか。

9月28日(水)

9:00~ サムエル幼稚園見学

こちらの幼稚園は、いつでも保護者の見学が可能でした。                   右の写真は上から園児たちの活動をうかがった様子です。担当の方が「わんこそば」と称するように子どもたちへの課題や接し方の対応は目を見張るものでした。10年ほど前に息子の保育園を参観したときのことを思い出しました。あの時の保育園の先生も今回の幼稚園の先生も、なんとも良いタイミングで子どもたちに接しています。そして、ソフトの面だけでなく、ハードに当たる道具の扱いもすばらしいタイミングでした。担当の方に伺うと、研修をするというより、先輩のやり方を見てまねて覚える ということでした。この動きの秘密は、2週間に一度の子どもを把握する会議あると思いました。私たち中学校教員も学ぶところがあります。後期に学ぶ中村先生の行動分析学によって、サムエル幼稚園の実施についてさらに深めていきたい。

 

13:00~ 昼食 「きこり」

美味しいお蕎麦屋さんに連れて行っていただきました。美味しいお蕎麦屋さんだけあって、              地元の長野ナンバー以外の車を駐車場で何台も見ました。大学周辺の世田谷ナンバーもありましたが、練馬ナンバーが多かったことに驚きました。練馬インターから、1時間50分くらいのところなので、来やすいのでしょうか。人は美味しいものを求めて旅する生き物なのだと再確認しましたが、人以外の動物もおいしいものを求めて行動しています。どのくらいの距離なら行動範囲なのでしょうか。人によるのでしょうか、動物によるのでしょうか。個体によるのでしょうか。

9月29日(木)

都合により、午前中の授業に参加することができませんでした。残念です。右の写真は軽井沢駅に向かうタクシーの中で撮ったものです。タイミングが悪く、木で隠れてしまいましたが、浅間山が青空の下でとてもきれいでした。浅間山の頂が少し灰色がかっていました。タクシーの運転手さんにそのことを告げると「噴火した話は聞かないので、多分初冠雪でしょう。」本当ですか?私には火山灰に見えました。新たな課題が出てきました。

 

学び多い合宿となりました。

いろいろな発見があり楽しい合宿となりました。

お世話になりました。

石井先生をはじめ、諸先生方に感謝します。

ありがとうございました。