2014年4月

平成26年度新任教員研修報告 [2014年04月08日(火)]

日時:平成26年3月22日(土)12:50~16:00

場所:本学大学1号館2F会議室

参加者:新任教員15名、各部長4名、FD推進委員2名

平成26年4月1日以降採用の常勤教員を対象に、「本学の建学精神及び教育の特色・学生支援の制度についての理解を深める」ことを目的とした新任教員研修が下記プログラムで行われた(※役職名は平成26年度)。

・教学全体にかかわる取り組み及び研究費について 教務部長       吉田昌志教授

・学生の進路・キャリア支援体制について        キャリア支援部長   森ます美教授

・本学の入試・学生募集等について           アドミッション部長  藤島喜嗣准教授

・学生支援・クラス運営について             学生部長       猪熊雄治教授

・本学のFD活動について                 FD推進委員長     松本孝教授

研修会前半では、吉田教務部長から授業運営上の留意事項や個人情報の取り扱いなど、教学全体にかかわる取り組み並びに教員研究費の施行上の留意点についての説明があり、森キャリア支援部長から就職に向けてのキャリア支援システムや進路動向の現状、インターンシップ、とくに本学独自の社会人メンター制度についての紹介があった。後半では、藤島アドミッション部長から入試・募集の現状や任務について、猪熊学生部長から日本学生支援機構の方策に合わせた、本学の制度化された学生支援プログラムやキャンパスハラスメント防止などの専門的学生支援組織について、それぞれ具体例を交えながらの説明が行われた。最後に松本FD推進委員会委員長がこれまでの取り組みと今年度のFD活動を紹介して研修会を締め括った。研修会ではそれぞれのプログラムの間に質疑応答の時間が設けられ、アンケートも実施された。新任の先生方から研修参加にあって、「各分野の個別・具体的な話がいろいろ聞けて有意義だった」、「配布資料が丁寧でとても分かりやすかった」、「研究費に関する説明の時間を多めにとってほしかった」などの感想や要望が寄せられた。なお、研修会終了後、希望された先生に主な学内施設を案内した。

記録担当 FD推進員  胡 秀敏

平成25年度 第3回FD講演会報告(平成26年2月13日実施) [2014年04月08日(火)]

開催日:平成26年2月13日(水)

場 所:学園本部館大会議室

テーマ:英語を母国語としない教員による英語での授業実施の実際

講 師:創価大学経済学部教授 勘坂純市氏

参加者数:75名

創価大学経済学部において2009年から開講されているJapan-Asia Studies program(JASプログラム)授業での実体験をもとにした講演が行われた。

JASプログラムはInternational Program(IP)を終えてTOEFL-ITP530等の基準を満たした学生を対象として、留学生と日本人学生が英語で日本・アジアの経済・社会を学ぶプログラムである。IPは英語による講義を受けるトレーニングであり、各セメスターでサバイバルが行われる結果、最終的には40~50名が残る。JASプログラムでは5~15人の受講生により、相当量のリーディングを課した上でのディスカッションに基づくインタラクティブな授業が行われる。

つづいて勘坂氏自身の授業が紹介された。英語による原稿は作らず、1回の授業で3~5センテンスを覚えて講義に臨む程度だが、講義資料(パワーポイント)作成に、日本語の講義の5倍ほどの準備時間をかけている。学生には10~15ページのリーディングを課して、それについての300語程度のessayを書かせ、すべて目を通し、コメントを付けて授業後に返却する。授業は講義、ディスカッション、講義をそれぞれ3分の1ずつの時間で行っている。つまり、ディスカッションを取り入れた講義科目の形である。履修学生は日本人と留学生が半々程度である。グループディスカッションについての評価が高く、留学生からは英語で友人ができるのが好評である。

英語の授業では日本人の授業内容理解度が低下するのではないかとの意見がある。しかし、日本語だとなんとなくでも受講できるが、英語だとそうはいかず、一から勉強する必要があり、学生の学習時間が増えた。

英語で授業を受けられるなら日本に来たい学生は確実にいるが、日本語が壁になっている。この試みは留学生を増やす意味でも重要である。

このあと質疑応答が行われた。

実地に即した、たいへん刺激的な講演であり、授業運営の上でヒントになることが多々含まれていた。参加者からも非常に評価が高く、参加して良かったとの意見が多く、好評であった。

平成25年度第3回FD講演会アンケート結果