2021年度新任教員研修報告

日時:2021年3月27日(土)13:00~15:50、8号館6階オーロラホール
対象:2021年度新規入校者
内容:
2021年度4月着任予定者を対象に、本学の建学の精神および教育の特色・学生支援の制度についての理解を深めることを目的として新任研修を行った。冒頭、緩利誠FD推進委員長より、2020年度のコロナ禍におけるオンライン授業から、2021年度は対面授業を原則とした教育が再開されることを踏まえた研修としたいとの開会の言葉があった。
【前半】
1.「本学のFD活動について」
緩利誠 FD 推進委員長より、本学 FD 活動(FDの目的、授業改善アンケートおよび改善報告書、FD講演会等年間のスケジュール、学科・センター内FD)についての説明が行われた。新任者は2021 年度FD講演会(6月16日)、FDサロン(10月6 日)の参加必須対象であることについても言及された。

2.「教学全体にかかわる取り組みについて」
清水裕教務部長より、方針と心構え、授業運営上の留意事項(カリキュラムツリー確認、出欠確認、GPAによる成績評価、UP SHOWA (学生ポータルサイト) の紹介、個人情報の取扱い方針についての説明がなされた。「教える」から「学ぶ」を重視した教育が重要であることも強調された。

3.「学生の進路・キャリア支援体制について」
磯野彰彦キャリア支援部長より、本学独自のキャリアデザイン・ポリシー、キャリア支援システム(キャリア教育、社会人メンター制度)、就職支援・就職の実際(2種類の就職率)についての説明がなされた。さらに、生き方に対応した「質の高い就職支援」の重要性も強調された。

4.「本学の入試・学生募集等について」
藤島喜嗣アドミッション部長より、以下4点についての説明が行われた。①アドミッション部の役割、②アドミッション・ポリシー、③入試業務(入試の種類とスケジュール、受験者数の推移、新任教員への依頼事項:入試問題作成と採点・監督・判定原案の作成)、④広報業務(オープンキャンパス、授業見学会・出張講義、大学案内・学科HP)。

【後半】
5.「学生支援・クラス運営について」
田村圭介学生部長より、本学の学生指導方針の変遷を表す重要概念として、①女子大学から女性大学へ、②良妻賢母から女性リーダーへ、③学生指導から学生支援へ、の3点が確認された。また、本学の学生支援は、CA制度、学生相談室、障がい学生支援室があり、学科も含めてチームで支援を行っている旨、説明がなされた。

6.「国際交流・留学について」
志摩園子副学長(グローバル推進担当)より、スーパー・グローバルキャンパス、短期の多様な留学プログラム、長期認定留学制度、SSIP、昭和ボストンの様々なプログラム、テンプル大学ジャパンとの連係等に重心を置いたグローバル教育が実践されていることについての説明がなされた。

7.「本学の研究支援について」
吉田昌志副学長(研究担当)より、研究業績プロへの入力、研究支援に関する相談窓口、研究倫理教育について言及された。また、学内の研究費(教員研究費・研究旅費)、研究助成金(3つの助成金と科研費奨励金、海外学会発表支援助成金)についての説明が行われた。新任教員には、学科の教員1名がメンターとなるということについても伝えられた。