昭和女子大学社会福祉学会が開催されました(その1)

皆さんこんにちは。
これまでもお伝えした通り、2月20日(土)に昭和女子大学社会福祉学会(通称:学内学会)の第9回大会が開催されました。
OGや在学生、そして福祉社会学科に入学予定の高校生も入学前準備教育として参加しました。この学内学会の様子を3回に分けてお届けします!!

まず最初に、漫画「相談室の星」(双葉社)を描かれている漫画家の坂口みく先生をお呼びし、4名の学生からの質問に答えていただくという企画を行いました。

学生からは
・医療ソーシャルワーカーを漫画の題材にした理由は?
・医療ソーシャルワーカーについて元々知っていたのか?
・(医療ソーシャルワーカーとクライエントとの距離感などについて)なぜここまで詳細に状況を描くことが出来たのか?
・読者に一番伝えたいことは?
などなどの質問をさせていただき、坂口先生にお答えいただきました。

(左より)4人の学生、北本学科長、坂口先生
ロビーでは作品の販売も行われました

 

参加した高校生からは
・坂口先生のマンガを読んでみたくなりました。ソーシャルワーカーをもっと多くの人に知ってもらうきっかけになると思いました。
・漫画を描くにあたっての坂口先生の思いがわかりました。
といった感想が出ました。

坂口先生には丁寧に質問にお答えいただき、なかなか通常はうかがえない、漫画作品を産み出しておられる作者の生の声を聞くことのできた、大変貴重な機会となりました。

坂口先生、ありがとうございました!

 

続いての第2部はシンポジウムの企画でした。座長を高橋学先生とし、ソーシャルワークに携わっている4人のOGに登壇いただき、『相談室の星 医療ソーシャルワーカーの日誌より』の感想、漫画やドラマなどで取り上げられるソーシャルワーカー像、ソーシャルワーカーの認知度向上に向けたPR戦略などについてで、4人のOGの働いている分野である、漫画の舞台と同じ医療ソーシャルワークや、障害者分野、その他公務(地方自治体)などの立場から、発言していただきました。また、残っていただいていた漫画家の坂口先生からもコメントをいただきました。

シンポジウム

OGという存在は、在校生・入学予定の高校生にとって、とても身近であるとともに聴衆である目指したいモデルでもあります。そのため、OGの話はとても参考になり、また将来の自分のイメージもよりはっきりした、という感想を、在校生からも入学予定の高校生からも聞くことができました。

OGの方々、お忙しい中ご登壇いただき、ありがとうございました!

(つづく)