「内定者の話を聞く会」を実施しました!

10月31日(土)の午後2時半から、3年生対象の「内定者の話を聞く会」をオンラインで実施しました。参加のお願いをした4年生(5名)の内定先は、①社会福祉法人(生活支援員採用)、②民間(特殊法人:独立行政法人での採用)、③医療分野(病院:医療ソーシャルワーカー採用)、④公務員(福祉職採用)、⑤病院(言語聴覚士採用)でした。例年は、民間の分野では、金融や保険等の業界に内定した学生に参加してもらうことが多いのですが、今回は民間でも学科の特性がより活かせると言える相談部門のある独立行政法人に就職が決まった4年生に登壇してもらいました。
また、例年は保育士(公務員)の内定を得た4年生にも参加してもらうのですが、合格の結果がわかったのが本会の直前でしたので、今回の参加には間に合いませんでした。ただ、保育士(公務員)への就職を希望する3年生には、チームキャリアの教員の方で別途対応することになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の流れは、根本学科長の挨拶のあと、前半に4年生から、①就職先を決めた理由、②就職活動をいつから、どのように行ったか、③就活の対策でしたこと(インターンシップを含む)、④エントリーシートや面接対策(SPI対策、オンライン面接対策を含む)と実際、⑤3年生へのメッセージについて、一人ひとりお話をしてもらいました。

その後、後半はブレークアウトルームに分かれて、3年生の実行委員が中心となってフリートークを行う形をとりました。なお、このブレークアウトルームでのトークは、2セッションを行い、学科のチームキャリアの教員もそれぞれ参加しました。

当日は、任意参加であった1・2年生の4名を加えて、79名が参加し、その後に実施したアンケート調査には70名からの回答がありました。アンケート結果を見ますと、第1・第2セッションの内容について「とても参考になった」が、それぞれ91.3%、94.0%と高評価で、フリーアンサーにはも全体で7,824文字もの記述がありました。

特に、「今コロナということもあり、先輩に聞く機会もなく、就職に対して不安な部分が多かったのですが、どのように、いつから就活を始めたか、や面接で聞かれたことについても聞くことができたのでよかったです。」というように、コロナ禍で就活に不安があった中、4年生のお話が参考になったという感想や、「質問をする中で、今の時点では何をしていたら良いのかという事などもお聞きすることが出来たので、今から就職活動や資格取得に向けた勉強のモチベーションが上がりました。」というように、実際の就活について聞けたことが、自身のモチベーションアップにつながったという意見などが多くみられました。

なお、この内定者の話を聞く会の前半のお話は、4年生の皆さんに承諾を得て録画し、翌日に開催された「保護者懇談会(3年生保護者対象)」においても、保護者の方に見て頂きましたが、その場でも好評でした。

コロナ禍での就活は、まだまだ見えない部分がありますが、福祉や医療の仕事はコロナ禍においても、将来においてもその必要性は高まることはあってもなくなることはありません。そうした中で、本学科の学生全員が納得・満足できる就職ができるよう学科で支援をしていくことができれば、と思っています。

(北本 佳子)