現代教養学科 科目「消費と環境」

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11月15日(土)、履修学生のうち8名がエコプラザ用賀で、体験活動を行いました。この日は月に1度行われている在住区民向けの小型家具の無料配布の日でした。
エコプラザ用賀には、毎日4tトラック35台分もの粗大ごみが運ばれてきます。中には新品に近いもの、まだまだ十分に使えるモノも廃棄物として大量に運ばれてきます。エコプラザでは「勿体ない」精神で、それらのモノをもう一度蘇らせて区民に使ってもらおうと、NPO法人を立ち上げた女性たちと修理・清掃作業を行う男性スタッフの皆さんが常時活動されています。
区民の皆さんはお目当てのモノを探しに朝早くから順番待ちをされます。当日は、約300組の区民の皆さんが来場され、学生たちは受付や品物(小型家具)の受け渡し作業、陳列作業などを行いました。体験している間にもトラックが次々に粗大ごみを搬入してきました。作業場に積まれた修理を待つ小型家具の山を見て、あらためてモノを大切に使うことや循環型社会を形成するために、ひとり一人が取り組むべきことは何かということを考えました。
次回は、12月20日に子ども向けの小型家具や自転車などを無料配布するそうですが、その時には毎年800 ~1,000名もの区民が訪れるそうです。次回は別の学生が体験実習する予定ですが、今回同様学生の活躍が期待されています。

(記事:Y.S.)

粗大ごみをリユース化する作業工程の説明を聞く
受け付けで区民の手続作業のお手伝い
お揃いのエプロンを着けて作業手順の説明を聞く
4tトラックで35台分もの粗大ごみが毎日廃棄されている