東京社会調査研修報告会(10/3)

今年の東京社会調査研修に参加してきた私達は、10月3日(土)に行われたオープンキャンパスでほぼ半年をかけて東京の下町・谷中を中心に取り組んできた調査の成果を在学生やオープンキャンパスにお越しいただいた高校生と保護者の方々を相手に発表をしました。

この日のために私達は何度も打ち合わせや練習を行ってきましたので、嬉しいことに、当日は本学の学生を除いて30人近くの高校生と保護者の方々が発表を聞きに来てくださいました。その空気は練習のときとは全く違い、とても緊張しましたが、伝えたいことがうまく伝わるように全員全力を出しました。

1時間ほどの発表では、谷中にたくさんある魅力を「リノベーション」「いろかたち」と「変わらぬ谷中」といった三つのテーマで伝えるのには短かったかもしれません。しかし、最後の質疑応答の際に「とてもいい内容だったから、この発表を谷中でする機会を作ったらどうか」というご意見をいただいたとき、私達18人はこの東京社会調査研修に参加して本当によかったと心から思うことができました。「調査・分析する力」もさることながら、「表現・発信する力」も大変重要であることが改めて感じました。

今の時点では谷中での発表の予定はまだないのですが、私達が最終的にまとめる報告書をこれまでお世話になった方々にお送りしたいと思います。そして、機会が得られれば、ぜひ現地でも発表を行いたいと思います!

 (記事:現代教養学科2年・高口)