【シムゼミ】総出で「留学生プレゼンテーション&海外日本語教育レポート会」をサポート!

皆さん、こんにちは!シムゼミ3年の藤富です。
私たちシムゼミ3年生は2月12日に昭和女子大学で開催された、世田谷区国際平和交流基金助成事業・NPO法人「アジアの新しい風」主催の交流会の司会・進行役を務めさせていただきました!
この交流会は1部と2部に分かれており、第1部では、中国、タイ、ベトナム出身の留学生6名が「留学先から見た母国―グローバル化と独自の文化について」というテーマでスピーチを行い、その後ランチを交えながら参加者が12ものグループに分かれてディスカッションをしました。第2部では、実際に海外で日本語を教えられている先生方のお話を聞くこともできました。
約120名の参加者は留学生と私たち現代教養学科生の他に、「アジアの新しい風」会員の方々、世田谷区区民と鴎友学園女子中学校の生徒さんたちでした。

開会の挨拶をするシム先生

司会進行をするシムゼミ生の松村と中畔

中国出身の劉詩璇さんによるプレゼンテーションの様子

劉さんの発表テーマは「中国のグローバル化と私の夢」でした。日本で売られている製品の後ろを見ると、Made in Japanは大きく書かれているのに自国のMade in Chinaが小さく書かれているのが悲しい、日本みたいに中国も誇りを持ってほしいとおっしゃっていました。朝の情報番組「とくダネ!」では中国人のマナーの悪さに関するニュースをよく見ます。こういった日本メディアのイメージを改めたい、「爆買い」を「爆愛」に変えたい、またどうやったら変えられるかについての発表でした。

遅刻対策などについて語るジンダー・ペッパイリンさん

タイ出身のジンダー・ペッパイリンさんのお話によると、タイには学校に遅刻しそうになった時に使用できるバイクがあるのだとか、、。是非日本にも導入してほしいです(笑)。もちろん、他の留学生も大変示唆に富む発表をされました。

ご飯が豪華✨

グループディスカッションの様子

私たちのグループは、プレゼンテーションを聞いての感想と「日本人としてアピールするなら」についてディスカッションをしました。日本にはアピールすることがたくさんあるはずにもかかわらず、考えてしまう自分がいました。グループ内には、幅広い年齢層が集まっており、様々な意見を聞くことができました。驚いたことは、私たちよりも若い中学生が自分の意見をしっかりと持っていること、そしてそれを言葉にして堂々と相手に伝えられることです。大学生の私は、少しどきっとしてしまいましたが、負けずにしゃべりまくりました(笑)。

代表としてディスカッションのまとめを発表したシムゼミの齋藤と鴎友学園の中学生

今回の交流会を通して、日本人が気付かない価値や当たり前のことがアジアの留学生にとっては「再発見」であり、「興味」にもつながるのだと感じました。異なる国籍・年代の方々の意見および実際に現地で日本語教師をされている先生方のお話を聞くのは大変面白かったです。日本だけでなく世界に目を向けていくと、視野が広がり、将来ももっとより楽しくなると思えるような、心はずむ一日でした!

記事:シムゼミ3年・藤富