【昭和リエゾンセンター認定プロジェクト】「チョコレート映画祭2019」を開催しました!②

私は福田ゼミ、1年生の皆さんと一緒に、映画「チョコレートドーナツ」の研究発表をしました。
私はこれまで映画というと、友人と印象的だった場面やセリフなどを語り合うなどするだけで終わっていました。

しかし今回の映画研究では、そういった場面やセリフはもちろん、カメラの動きや時代背景、映画に登場する歌詞等、細かい部分まで見逃さずに、じっくりと考察を進めていきました。


私は特に、時代背景に力を入れて考察をしました。
「チョコレートドーナツ」には、ゲイカップルやダウン症の男の子が登場します。彼らに向けられた容赦ない差別や偏見の眼差しには、大変心が痛みました。そして、自分自身、気が付いていないだけで、誰かに「差別」や「偏見」の目を向けている可能性が十分にあることを、深く考えさせられました。そして、映画に見られた「LGBT問題」や「障害者差別」に限らず、差別や偏見によって、無責任に人の幸せを奪うことがあってはならない、と強く感じました。

また、映画祭に向けての会場の準備・当日の運営は、まるで文化祭のような楽しさでした。
みんなでがやがやと、手分けしてボードや椅子を設置したり、風船を膨らませて飾り付けをしたりして、会場を完成させていきました。
白と黒のシンプルな会場が、一気にカラフルでイベント感の溢れる空間になっていく様子に心が弾み、空間作りの魅力を感じました。


最後に、私はチョコレート映画祭を作った一員として、実感を持って楽しく携わることができ、とても嬉しく思っています。
また次回の映画祭にも、ぜひ参加、もしくは来場者として遊びに行きたいと思います。

(記事:2年 田中)