こんにちは。CLA Reporters & Magazineの石井です!
先日、現代教養学科のプロジェクトであるCLA Creative Lab*のメンバーと一緒に読売新聞東京本社を訪問しました。本記事では、その様子をお届けします!
今回、企画に協力してくださったのは、読売新聞東京本社イノベーション本部エグゼクティブ・プロデューサーの小坂佳子(こさか よしこ)さんです。
小坂さんのご案内のもと、まずは読売新聞社内の見学からスタート。
オフィス内には、各国のニュース番組を見ることができるように壁にかけられた複数のテレビや、記事の紙面ごとに分かれたデスクなどがありました。日常生活で新聞を手に取る機会があまりない私たちにとって、新聞を制作する現場はとても新鮮でした。
特に、「新聞の一面は、各部署の推したい記事を持ち寄り、会議によって決まります。」という小坂さんのお話の通り、オフィス中央に設けられた会議スペースは、新聞制作の核となる場所だと感じました。
場所を移動し、社内の会議室でいよいよディスカッションです。
今回は、実際に過去に読売新聞に掲載されたことのある記事を使って行いました。
まず、事前に読んできた女性に関する5つの記事(①女性の起業支援、②女性外科医、③高齢単身女性、④中絶、⑤政治参画)の中で特に印象に残った1つを挙げ、理由とともに発表しました。実はここで、メンバーのほとんどが「女性の起業支援」に関する記事を選んだのですが、着目した点や選んだ理由はそれぞれ異なっており、新たな発見がありました。
次に、「女性の起業支援」の記事について参加者全員で意見交換をしました。CLA Creative Labのメンバーからは、「オンラインツールを利用した選択肢があれば起業の可能性が広がる。」、「起業することの魅力に触れる機会が少ないため、メリットを実感しづらい。」、「学校教育の特別授業などで起業について知る機会を作る必要があるのではないか。」、「『お金や自信がなくても、自分がやりたいことへの情熱があれば起業できる』という点から、起業に対して前向きに考えるようになった。」などの意見が出ました。
「起業」というテーマは自分たちから少し遠いところにあるように感じていましたが、メンバーとの意見交換を通して起業に対する見方が広がった時間でした。
最後に…
皆さんは日常生活で「新聞」を読む機会はありますか?
私はこの企画に参加したあと、実際に新聞を手にとって読んでみることにしました。改めて読んでみると、小坂さんのお話にもあった「自分の興味がある内容だけでなく、普段は気にかけないようなニュースまで目に入る」という「新聞の一覧性」を実感しました。
情報が簡単に手に入ってしまう今だからこそ、社会の要点を抑えられる新聞を読む必要性を感じました。
*CLA Creative Labとは
今年度から始動した現代教養学科の新たなプロジェクト。
①クリエイティブ・コンフィデンス、②マーケティング・コミュニケーション、③キャリアデザインという3つのテーマで現代教養学科の学生の可能性を広げていくような活動を展開する予定。
現在、運営チームは後期に向けて上記に掲げた3つのテーマで、現代教養学科、そして昭和女子大学の学生の可能性を広げていけるような様々なプロジェクトを企画中です。今後の企画をお楽しみに。